「ポチのメンタルが強すぎる…」『リーガルV』“ポチ”呼びに歓喜する林遣都にツッコミの声
10月25日夜9時から第3話が放送される、米倉涼子主演の『リーガルV ~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)。視聴率は第1話15.0%、第2話18.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調な数字をキープしている。
同ドラマは、弁護士資格を剥奪された元弁護士・小鳥遊翔子(米倉)が「京極法律事務所」を立ち上げ、大手事務所の弁護士に立ち向かっていく物語。小鳥遊はペーパー弁護士・京極雅彦(高橋英樹)やあがり症の若手弁護士・青島圭太(林遣都)など、“ワケあり弁護士”たちをスカウトし、自由奔放なやり方で法廷を支配する。
第2話では、大企業・太陽製紙で取締役を務めていた永島美鈴(斉藤由貴)が弁護の依頼にやってくる。3人の部下から身に覚えのないパワハラで告発され、役員を不当解雇されたという美鈴。会社に対して損害賠償請求の民事訴訟を起こしたものの、最初に依頼した担当弁護士が口頭弁論前に辞任してしまい、危機的な状況に陥っていた。
早速調査に乗り出した青島は、美鈴と社内で一番親しかったとされる生産事業部長・城野優(平山浩行)を訪ねることに。さっそく美鈴の人柄を証言してほしいと頼みこむと、城野は快く引き受けてくれた。ところが、証人になることを約束したはずの城野が口頭弁論に姿を現すことはなく、第1回目は原告側の証人不在のまま終了。すると翔子は、それまで「ポチ」と呼んでいた青島のことを「クズ」呼ばわりし始めるのだった。
そんな中、めげずに調査を重ねていた青島が、「社長派と専務派で社員同士が対立していた」という太陽製紙の内部事情を掴むことに成功。美鈴は社長派の人間で、パワハラを訴えた3人は、美鈴が解雇された後で昇進していたというのだ。そして迎えた最終口頭弁論の日、原告側の証人として現れたのはパワハラ被害を訴えた社員の1人。彼は証拠として提出した録音データが故意に作られたものであることを明かし、専務の命令でパワハラを捏造したことを証言した。
「青島が社内派閥の情報をつかんだ際、翔子は青島に『クズからポチに戻してあげる』と声をかけます。青島はその発言に喜び、『ありがとうございます!』と満面の笑顔。視聴者からは『これも十分パワハラでは』『なんで笑顔なの、青島くん!?』『この子にパワハラという概念はないのか』『ポチのメンタルが強すぎる……』とツッコミの声が上がっていました」(芸能ライター)
第3話では、京極法律事務所のメンバーたちによって、親睦会と称したキャンプが開催される。そこで翔子たちは、元検事の弁護士・大鷹高志(勝村政信)と鉢合わせ、2カ月前に近くの川で女性の遺体が発見されたという事件を知ることに。大鷹は、女性の夫・浅野洋平(桐山漣)の弁護を担当することになったのだが、「犯行時刻は愛人と会うために新宿にいた」といった証言で無罪を主張しているという。
すると翔子は、裁判に勝ったら京極法律事務所の宣伝を行うことを条件に、大鷹の調査に協力すると決意。しかし、妻に多額の保険金をかけていた浅野は、すでに世間から盛大に叩かれており、裁判は劣勢になることが見込まれていた。そんな無謀にも思える弁護を引き受けた翔子は、さまざまな手を使って勝訴の糸口を探っていくのだった。
「第3話の予告映像では、青島が真っ赤なパーカーを着てフードを被った姿で登場。『パーカーのポチ可愛かったんだけど』『ポチの成長を見守るドラマになってきた』と、青島の活躍が徐々に女性の心を掴んできているようです」(同)
翔子に言われるがまま奔走することで、少しずつ弁護士としての信頼を得ている青島。今後も2人の関係から目が離せなくなりそうだ。