King&Prince・岩橋玄樹、『RIDE ON TIME』での「パニック障害」告白にファンがエール
10月19日深夜に放送されたフジテレビのドキュメンタリー番組『RIDE ON TIME』。1つのテーマを4週に渡って追っていくこの番組で、現在放送されているのは『King&Prince~衝撃のデビュー発表からの8カ月』。この日は第3回「葛藤」が放送された。
この日はKing&Princeのメンバー一人ひとりの“葛藤”にフォーカスが当てられていたが、視聴者からの反響を最も集めたメンバーは、「恋人にしたいJr.ランキング」で5年連続1位を獲得していた岩橋玄樹だった。
放送中、視聴者に緊張が走ったのは、岩橋が体調が悪いのを押して参加したリハーサルで、Prince3人の動きに修正が入った場面。当事者の神宮寺勇太がどこかヘラヘラとした様子を見せていたことに岩橋が激怒し、「絶対ふざけんなよ、お前。ふざけてるよ」と怒りをあらわに。神宮寺の胸ぐらにつかみかかり、一触即発というシーンが放送された。
その後の話し合いで、岩橋は神宮寺に「最近真面目にやっていない」「メンバーだったらちゃんとやっていこう」と涙ながらの訴え。その後、カメラの前で1人になった神宮寺は「僕にしか(怒りを)言わないんですよ。それを言えるのは僕しかいない」と単なるケンカではなかったことを明かした。
その背景が明らかになったのは、岩橋がその後、東京ドームをひとりで散歩しているとき。岩橋は小学生のときにいじめに遭ったことを明かし、その後学校に通わなくなったことを告白。その後、「はっきり言うと、僕ずっと、パニック障害というものと闘ってきて」と自身の病を明かし、「逃げられないような立場だったり、もうどうしていいかわからなくなると、自分の感情のコントロールがわからなくなって」と自身の苦しみを口に出し、病気を知っているのは神宮寺だけと話した。
岩橋は「彼にも助けてもらったこともあったし」と神宮寺への感謝を口にしつつ、「いつ治るかわからないし、でもやっぱりそれは自分が一生抱えていくものだと思って。それを抱えた状態で、どういろいろ表現できるかっていうのは、僕だけの悩み」と、自身のアイドル活動の根底にあるものに言及。だからこそ、ステージとプライベートをきっちりと分けているといい、「アイドルとしての僕しか見せられない。じゃないとパニックになっちゃうから」と明かしたのだった。
ファンにとってショッキングな事実が明らかになった、この日の放送。視聴者からは「パニック障害を告白してくれた勇気に感動した」「これからもずっと応援していきたい」「パニック障害を知って、支えてくれてる神宮寺に泣ける」という声も多く寄せられた。
病と闘う中で、岩橋が今後どのようなアイドル人生を送っていくのか。見守りたい。
(福田マリ)