カルチャー
結婚延期騒動はいま
眞子さまと小室圭さんがもし破談になったら――弁護士が「1億超」解決金のウワサを解説
2018/10/17 14:37
もう1つ気になるのは、眞子さまと小室さんの結婚は、天皇陛下からすでに許可されているという点だ。昨年9月3日の婚約内定会見に先立ち、天皇陛下は「裁可」に臨まれており、もし破談になった場合、2人は“天皇陛下の許可”を覆すことになってしまう。天皇陛下にも、破談の責任の一端が生じてしまうのではないかと、危惧する宮内庁関係者もいると、一部週刊誌では伝えられているが、A氏は「天皇陛下の裁可などありません」と語る。
「『裁可』は『許可』を意味しますが、内親王の結婚に、天皇陛下の許可は不要であることを考えると、裁可は正しくはありません。『皇室辞典』(角川学芸出版)には、『内親王が結婚する場合、天皇陛下に拝謁する「朝見の儀」を行う』という旨が記されているように、正しくは、『天皇陛下に謁を請い、結婚のご報告を申し上げる』となります」
眞子さまの結婚に関しては「宮内庁内において、または、皇室会議(皇室に関する重要な事項を合議する国の機関)のメンバーによって、『婚姻によって皇籍を離脱すること』について議論をした可能性はあるものの、天皇陛下がなにがしかのご判断をすることは、ありません。皇室に関する報道は誤りがまかり通っていると感じます」という。つまり天皇の裁可を覆すのはいかがなものかという議論自体が、ズレていると、A氏は指摘するのだ。
A氏の言葉の端々からは、結婚延期問題をめぐって、週刊誌報道が過熱しすぎていることを危惧する様子が伝わってくる。最後に、「もし破談となっても、根拠のない話を記事にしないことです。破談の原因を創出したマスコミが自省することを強く慫慂します」と、キッパリと述べた。果たして眞子さまと小室さんは、どういった未来を選択するのだろうか――。
最終更新:2018/10/17 14:39