暮らし
[連載]30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター【煩悩003-6】

“無料”と“流行”に汚染された30女の汚台所…ニッポン特有の“片付かない理由”を断捨離!

2018/10/15 20:30

【Before】シンク下には、いろいろな酒が!

 例えば、Eさんのキッチンの戸棚下には「日本酒」「ワイン」「果実酒」「焼酎」などが入っていました。ヨーロッパ人なら、「ワイン」ひとつで済みそうですよね。

 さらによく見ると、紙袋、瓶モノ、レジ袋、空き箱、プラスチックなどが目立ちます。

 Eさんのキッチンには、「使うモノ」より「使い捨てのモノ」が多かったのです。つまり、いつか「ゴミになるモノ」ばかりが占めています。

 

「無料・選べる・流行」がゴチャゴチャをつくる

【ZOOM】粗品の日本酒やワイングラスの箱などが放置!

 これは、Eさんに限らず「片付けが苦手な家」でよく見る光景です。日本人のキッチンが、チグハグになる理由は3つあります。

(1) 無料で「もらえるモノ」が多い
 日本といえば、贈り物文化。自分で選んでいない景品、記念品、付録などが無料で手に入ります。それには紙袋や空き箱も付いてきます。レジ袋、割り箸、プラスチックのスプーン、ミニ調味料なども無料です。

(2)「世界中の料理」を楽しむ国民性
 日本には輸入食品を扱う専門店が多く、気軽に世界中の料理が楽しめます。なので、タイ料理を作るためだけに、特別な調味料や加工品を揃えてしまうことも。そのため、異国の食材ストックやチグハグな食器などが増えることもあります。

(3)「調理ツールの流行」が凄まじい
 ちょっと話題になると試したくなるもの。過去にも、スチーム調理器、鉄スキ、ミキサー、便利スライサーなどの「簡単・時短・便利」な調理ツールが流行りました。でも、使いこなせず「放置」となる家も多いと感じます。

 キッチンがゴチャゴチャになるのは、日本には「無料・選択・流行」が多く「もったいない意識」が高いためです。

 これを阻止するには、制限を作ること。例えば「無料のモノは持ち帰らない」「紙袋は大小3つまで」「異国の料理は外食で」など、自分ルールを作ること。そして「本当にもったいないのは、使わないこと」と知ることです。

 

「今使うモノ」を大切に!

【After】収納の半分以上が、お酒のストックでした!

 すべてのモノを出して、Eさんに選別してもらいました。選別のルールは「いつか使えるモノ」を減らすこと。

 例えば、レジ袋ならファイルボックス1つに入る分だけ。無料でもらったモノ(割り箸、プラスチックスプーン、調味料)は処分。このようにジャッジしてもらいました。

 「今使うモノ」だけを残すと、4つのファイルボックス(100円/税抜)に収まりました。他はすべて、お酒(消耗品)です。

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