吉沢亮『あのコの、トリコ』初登場もトップ10圏外! 「数字が伴わない」と関係者の声
10月5日、吉沢亮の主演映画『あのコの、トリコ。』が公開したものの、週末の映画ランキング(興行通信社提供)で11位と、トップ10圏外となってしまった。吉沢といえば、現在ブレーク中の若手イケメン俳優の1人だが、業界内では「ゴリ押しされているわりに数字が伴っていない」と指摘されているようだ。
「同映画は、漫画家・白石ユキ氏が芸能界を舞台にして“幼馴染の三角関係”を描いた同名漫画原作の実写版。吉沢は地味なメガネ男子ながら芸能界入りを果たす鈴木頼を演じ、幼馴染でモデルになった立花雫役に新木優子、人気俳優になった東條昴役に杉野遥亮が起用されています」(映画誌ライター)
全国127スクリーンという少なめの館数で上映を開始したとはいえ、翌6日に公開したアニメ映画『Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow』は、さらに少ない77スクリーンながら、初登場8位にランクインしている。
「『あのコの、トリコ。』の関係者サイドは、なんといっても昨今の吉沢人気による集客効果を期待していたはずです。吉沢は人気映画『銀魂』シリーズの沖田総悟役や、7月期に放送されていた連続ドラマ『サバイバル・ウェディング』(日本テレビ系)の柏木祐一役も好評でした。ネット上でも、『あのコの、トリコ。』を見たという吉沢ファンから『吉沢くんのイケメンぶりを満喫できた』『大画面に映る吉沢くんのトリコになった』といった声が上がっています」(同)
しかし一方で、「原作を知ってるだけに、映画はやっぱり残念な部分が目立った」「観客がみんな吉沢くんの容姿の良さにごまかされると思うなよ」などと不満も散見された。
「『吉沢くんのプロモーションビデオみたいだった』という書き込みもあったように、同映画は吉沢ファンのために作られたような仕上がりで、純粋に映画を楽しみたい層には『物足りない』と感じるのでしょう。そこをカバーできないのは、やはり吉沢の問題かと。今の吉沢は、売れてきた頃の山崎賢人や菅田将暉ばりにゴリ押しされていますが、彼らと比べるとあと一歩、インパクトに欠けてしまいます」(同)
吉沢は今年4月にも、桜井日奈子とのW主演作『ママレード・ボーイ』が公開され、こちらは上映館数293スクリーンで初登場8位を獲得したが、翌週には圏外に。
「それよりもひどい有様の『あのコの、トリコ。』は、もはや“大爆死”どころでは済まないとみられます。興行収入も1億円を目指すところから……というレベルでしょう。吉沢人気が広まっているのは確かですが、早く数字が追いつくといいですね」(同)
吉沢はこのまま“ゴリ押し俳優”のレッテルだけが先行していってしまうのか。早い段階で「代表作」となりうる作品に巡り会えればいいものだが。