コラム
【連載】モンペと呼ばないで! ~怒れるママたちの叫び~
運動会はトラブルの温床!? 幼稚園での厳しすぎる練習に抗議……私ってモンペですか?
2018/10/10 18:23
都内にある私立幼稚園に6歳になる男児を通わせている里穂さん(仮名)は、「運動会の鼓笛隊のパート割に不満がある」という。彼女の子どもが通っている園は、運動会の最後に年長クラスが鼓笛隊の演奏を行う。近所でも鼓笛隊の演奏レベルは有名なため、子どもが花形の楽器をできることを願って入園させている親も多いそうだ。
彼女は、「鼓笛隊で人気のある指揮者や、大太鼓は、年中クラスの保護者会役員の子が優先的に選ばれる」というウワサを聞きつけ、立候補した。運動会当日は、道具の出し入れや、園児の誘導などを手伝い、子どもの撮影などがほとんど行えなかったというが、「ここまで、犠牲を払って手伝ったのだから、年長クラスになった際には、親の貢献度などを踏まえて、当然、うちの子は大太鼓に選ばれるだろう」と考えていたそうだ。しかし、彼女の息子は、の体形が小柄なことから、担当楽器は小太鼓に。役員まで頑張ったのにと、園に質問したという。
「『なんで自分がやりたいという楽器をやらせてもらえないのか』と担任に聞いてみたところ、大太鼓は支えるのに体力が必要なため、背が高い子を選びましたという返答でした。担当楽器の割り振りは、保育士や音楽担当の先生が一方的に決めているので、納得している保護者が少ないと思います。ママ友の中には、ピアニカにさせたかったのに、ピアノを習っている子が優先だったため、『うちも習わせに行かせます』といって、パート替えしてもらった人もいました」