30女の汚部屋の元凶は、ネットワークビジネスの「不良在庫」!? 大量の化粧品を断捨離!
ドアハンガーに重なるスーツ類を外し、扉を開けると……。
いろいろなモノが押し込まれていました。
こちらも、クローゼットの中に眠るモノをすべて出します。Eさんが後回しにし続けてきた、ネットワークビジネスの「不良在庫」のダンボールも……。
3つのダンボールを開けると、高価な化粧品が未開封のまま。ひとりで頑張ってきた「重荷」が感じられます。
でもEさん、泣き言を一切漏らさず、すべて処分しちゃいました。アッパレです!
2DKの半分は、ガラクタの家賃代!?
リビングとクローゼットからは、古くなったゲームやミシン、4つのスーツケース、2つの折りたたみテーブル、過去の仕事用衣裳、大量のカタログなどが出てきました。
大量の粗大ゴミ・不燃ゴミとなりましたが、ゴミ収集の日まで捨てることができません。モノを入れるのは簡単なのに、出すときは本当に大変です。
抱えきれない「趣味の衣装」がどっさり!
モノをすべて出したあとのクローゼットには、使用頻度の低いモノ(年に数回使うモノ)を入れます。上段にはニトリのスチールラック2段(1,380円/税抜)と、ワッツのSTORAGE BOX(ストレージボックス)を5個(100円/税抜)用意しました。(※前回の記事で紹介しています)
押し入れやクローゼットに使用する収納家具には衣装ケースを選びがちですが、予算が増えるだけ。スチールラックで空間を区切るほうが、お金がかかりません。引っ越しても使いまわしやすく、手放すときも簡単です。
Eさんは、年に数回だけ参加する合唱サークルや、団体職員(作業ボランティア)、民謡ダンス、着物を着る趣味をお持ちでした。そのため、「趣味の衣装」だけで、これだけの荷物を抱えていることになります。
ただし「モノの量」がしっかり見えたことで、着物以外の趣味は手放す覚悟ができたようです。これも片付けによる大きな効果です。
迷ったら「ポジティブな気持ち」に従う
クローゼットの下段には、シーズンオフのモノを置きました。布団類は、IKEAのチャック付き収納バッグ ディムパ(299円/税込)にまとめました。型崩れしない袋や箱を選ぶだけで、ひと目でストックが把握できます。
ちなみに、怪しげな透明マネキンはEさんにとって「大好きなモノ」なので保管することに。使わないモノでも、ワクワクするモノは残しても大丈夫です。
処分するモノに悩んだ時は、ポジティブな気持ちが宿るモノだけを残すようにしましょう。
「高かったから」「もらったから」など、「〜から」の裏側には「でも使いにくい」「でも気に入らない」といった負の感情が宿っています。この、やりきれない気持ちを溜め込まないように注意しましょう。