滝沢秀明“芸能界引退”、 「週刊女性」が報じたジュリー副社長との確執
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
ついに安室奈美恵が歌手を引退してしまった。テレビでもこれを“ニュース”として大々的に報道していたが、あらためてその偉業に感動。ありがとう、アムロ!! これからも元気で!
第428回(9/13〜9/18発売号より)
1位「滝沢秀明が目論む『ジャニーズ改革』」(「週刊女性」10月2日号)
2位「海老蔵が拒否した小林麻耶の夫『仰天の素性』」(「女性セブン」10月2日号)
3位「吉澤ひとみ 『ママ友いない!』『帰らぬ夫『イヤイヤ2才児』の悪夢』(「女性セブン」10月2日号)
滝沢秀明の芸能界引退は衝撃だった。なにしろ、引退してジャニー喜多川の意思を継ぎ、ジャニーズJr.の育成や舞台・コンサートのプロデュースなど裏方に徹するというのだから。そこで「週刊女性」である。他誌では書かれていない“本当”の理由が書かれているか。
ありました! それが今回の引退の陰にあった藤島ジュリー景子副社長の存在だ。記事にはジャニーさんが後継者としてタッキーを指名した。しかし、タッキーは即答しなかったという。その理由が記事にはこうある。
「タッキーは、Jr.をないがしろにする現在のジュリー副社長の体制に、不満をもっていました。“ジャニーさんがいなくなったら、事務所を辞める”と周囲に漏らしていたくらいです」(芸能プロ幹部のコメント)
だがそれをジャニーさんが本格的に口説き、タレント引退、次世代の育成に専念ということらしい。
タッキーとジュリー副社長の間にあった確執。なんだか、SMAPとメリー喜多川副社長(ジュリーの母親)を彷彿とさせるが、たしかにジャニーさんは姪のジュリー副社長をあまり評価していないというのは定説だ。だから、ジャニーさんを慕うタッキーも同じ気持ちということなのだろう。
タッキーといえば、SMAP独立騒動の最中、コメントを求められて、「事務所に感謝するのは当たり前。それをわからなかったらアホでしょう」と暗にSMAPを批判したことが話題になったが、この“事務所”はあくまでもジャニーさんであってジュリー副社長ではなかったってことね。その忠誠心はあくまでジャニーさんに対して。なるほど。
しかもタッキーはJr.のギャラ遅滞があったとき、ジュリー副社長に激怒したのだとか。だがそうなると心配なのが今後の“裏方”タッキーだ。メリー・ジュリー副社長も、ジャニーさんだからこそ若手育成などに力を注ぐことを容認した。それでもジャニーさんは姉のメリー副社長に頭が上がらなかったといわれる。それなのに、Jr.をないがしろにするジュリー副社長が、ジャニーさんの意思を継ぐ“他人”のタッキーに全面的に協力、もしくはその路線を容認するとは思えない。
不祥事が続いたジャニーズだが、今後は“組織”としても、ますます混沌としていくのかも。