『グッド・ドクター』視聴率が1ケタに急落! 山崎賢人&上野樹里の“恋愛模様”が不評!?
9月6日夜10時に第9話が放送される、山﨑賢人主演の『グッド・ドクター』(フジテレビ系)。同ドラマの視聴率は初回11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話10.6%、第3話11.6%、第4話10.6%、第5話12.2%、第6話10.8%、第7話13.0%、第8話では9.4%と、大きく数字を落としてしまった。
『グッド・ドクター』は2013年に韓国で放送され、17年にはアメリカで『グッド・ドクター 名医の条件』としてリメークされている。その日本版となる同作では、山崎がサヴァン症候群のドクター・新堂湊役に。偏見を持つ人々に反発されたり、トラブルを起こしつつも、非凡な才能を発揮して小児外科医として成長していく姿を描く。
第8話では、幼いがん患者・早見陽翔(鳥越壮真)とその家族の物語が中心に描かれた。母は看病で疲弊し、長男も今の生活に不満を抱えていたが、ある日、陽翔の容態が急変。腫瘍部分から出血し、緊急手術が必要になってしまう。
一刻の猶予も許されない状態にあったが、小児外科のエース・高山誠司(藤木直人)はほかのオペに取り掛かってており、対応することができない。すると湊は、科長の間宮啓介(戸次重幸)に陽翔のオペを執刀してもらうよう頼むことに。今まであまり手術をする場面が描かれなかった間宮だが、医師としての腕は確かなようで、的確な手さばきで見事手術を成功させるのだった。
「今回は“間宮先生”にスポットが当たり、人気も急上昇。これまで彼は、副院長の猪口隆之介(板尾創路)と小児外科を廃止させようとしていましたが、すっかり改心して汚名を返上しています。しかし、ラストでは上野樹里演じる瀬戸夏美が湊と“線香花火”をする場面があり、恋愛要素は不要だと視聴者に大不評。このシーンでは湊が夏美をじっと見つめ、視聴者から『これって湊が夏美に恋しちゃったってこと? そういうのいらない』『この2人は本当に大好きだけど、恋愛とかそういう関係にしないでほしい』といった声が寄せられていました」(芸能ライター)
第9話には、湊が担当する患者・森下伊代(松風理咲)と、彼女が密かに恋心を抱いている滝川亮平(萩原利久)が登場する。バスケの練習中に頭を強打したことによる水頭症で入院していた亮平。ところが、検査の結果で思いのほか重症であることが発覚し、小児科の病室に移動することになってしまう。一方、隣の病室に亮平がやってきたことを知った伊代は、大喜び。そんな伊代もまた、小腸の移植が必要という厳しい病状に陥っていたのだった。
「同ドラマでは理事長の東郷美智(中村ゆり)と高山の関係など、これまでも恋愛要素がところどころ挟まれていました。伊代と亮平の恋物語も、以前から少しずつ描かれており、第9話ではさらに掘り下げられる模様。しかし『せっかく面白いドラマなのに恋愛要素が邪魔』との声も少なくありません。特に湊と夏美の関係は『姉弟のようで微笑ましい』と好評だったため、尚更求められていないでしょう」(同)
2人の恋愛要素の描き方によっては、さらに視聴率を落とすことになるかもしれない。