小倉優子、40代歯科医の新カレシが「結婚向きでなさそう」な4つの理由
羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます
<今回の有名人>
「これから家族の幸せをゆっくり育んで行きたい」小倉優子
(小倉優子公式ブログ、8月27日)
妊娠中に、夫が自分の後輩と不倫――女性にとって一番想像したくない出来事と言ってもいいだろう。タレント・小倉優子はこの不倫を許さず、離婚を選んだ。これまで、それほど女性人気が高いタイプではなかった小倉だが、元夫の悪口を言わず、子育てと仕事に打ち込む姿が好感を呼び、オリコン主催の「好きなママタレント」(2017年)ランキングでは、1位を獲得している。
その小倉が、40代の歯科医師と再婚を見据えた真剣交際と「フライデー」(講談社)が報じた。小倉自身も、公式ブログで「これから家族の幸せをゆっくり育んで行きたい」と交際を認めている。おめでたい話に頼まれもしないのに水を差してなんだが、また難しい人を選んじゃったな、初婚気分で相手を選んでいるなというのが個人的な感想である。
概して独身女性は「聞こえのいい人」に惹かれるが、実は聞こえがいい人とは、交際向きであって、結婚向きでないこともある。それでは、どういう人が結婚に向いているかというと、「リスクのない人」である。ちょっとつまらない、味気ないくらいの人の方が、結婚には向いているのではないだろうか。
実例を挙げてみよう。子連れ再婚の成功例は、爆笑問題・田中裕二と山口もえ夫妻だろう。もともと田中がもえの大ファンで、もえの離婚後に、励ましの意味もあって食事に誘ったことがきっかけで、交際に発展した。しかし、山口もえは『解決!ナイナイアンサー』(日本テレビ系)で、田中のルックスが好みでなく、セクシャルな気持ちにならないと打ち明けたことがある。
ちなみに、田中はバツイチだが、『さんまのまんま』(関西テレビ)で本人が語ったところによると、長者番付に載るほど高収入なのに、前妻に給料を全部渡し、そこから5万円を小遣いとしてもらって競馬を楽しんでいたそうだ。また、前妻の両親のための二世帯住宅を建てたという。その前妻が、田中の相方である太田光に「生理的に気持ち悪くなった」と打ち明け、しまいには離婚。その際、前妻は別の男性の子どもを妊娠していて臨月間近だったそうだ。ちなみに田中は、猫とスイーツが大好きで、女性と世間話をすることがまったく苦にならないらしい。談笑する後ろ姿は、まるでおばさんだと、太田が説明していた。このエピソードを「聞こえ」で箇条書きすると、以下のようになるだろう。
1.イケメンではない
2.お人よし(奥さんに財布を握られている)
3.ニブい(妻に嫌われていること、妊娠していることに気づかない)
4.男性的魅力に欠ける(「まるでおばさん」と言われる)
しかし、再婚して連れ子と生活すると仮定して、リスクで田中を判断すると評価は変わってくる。
1.イケメンではない=浮気のリスクが低い
2.お人よし=田中の稼いだカネを女性が管理することに抵抗がない、カネをあまり使わない
3.ニブい=女性側にいちいち文句を言ってくる可能性が低い
4.男性的魅力に欠ける=育児という共同作業をするのには、男性的魅力よりも、女性の話をじっくり聞いてくれる方が助かる
つまり、田中はかなり結婚向きの男性であると言える。