どっちも必死

日テレ『24時間テレビ』、みやぞん”追跡班”の対策――トライアスロン“形式”にこだわるワケ

2018/08/25 11:45
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『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)オフィシャルサイトより

 いよいよ8月25日からスタートする『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)だが、ネット上ではチャリティランナーを務めるANZEN漫才・みやぞんの“追跡班”も、着々と準備を進めているようだ。局地的には、放送以上に盛り上がりを見せるランナーとネットユーザーの「並走劇」だが、今年はどんなドラマが生まれるのだろうか。

「ネットが普及する以前から、ランナーの走行地点を特定し、並走したり追跡しつづける一般人は多くいました。しかしここ数年は、一般人による“実況中継”も盛んになっており、放送前後から多くのユーザーが、追跡班の一員に名乗りを上げるようになっています」(芸能ライター)

 スタート地点から多くのランナーが並走し、映像を配信しながら共に完走した2011年の徳光和夫など、チャリティマラソンはネット上の風物詩にもなっている。しかし、今回みやぞんは、マラソンのほかスイム、バイクもこなす「トライアスロン形式」となっている。

「33時間以内の『耐久レース』方式で、スタートとなる水泳は、番組開始より前倒しで始まります。その後、バイクで60キロの走行中に番組が開始し、午後9時過ぎ頃からマラソンになる予定です」(日テレ関係者)

 なお、日テレサイドは各メディアに対して、チャリティマラソンを報道する際には、こんな“注文”を入れているのだという。


「本来のトライアスロンは、水泳が終わればその地点から次の走行を始めますが、番組では次のスタート地点まで、車で移動するんです。そのため、厳密には『トライアスロン』ではないことから、表記は『トライアスロン“形式”』で統一するように指示されています」(テレビ誌ライター)

 このインターバルには、少なからず現場での混乱を防ぐという意味合いが含まれているのだとか。

「いまや“追跡班”はかなりのリサーチ力のため、開始からずっと並走されては、番組に支障をきたしかねない。スイムはある湖で行われるのですが、その後のバイク、また郊外のごみ処理施設からスタート予定のマラソンと、都度“ワープ”が発生するため、そこで並走する一般人を引き離そうという算段です」(前出・関係者)

 本放送を見飽きたところで、ネット有志たちによる“バトル”を見守るのも、また一興かもしれない。

最終更新:2018/08/25 11:45
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