「スゴく性格悪い」『健康で文化的な最低限度の生活』5話、吉岡里帆のキャラに違和感の声
8月21日夜9時から第5話が放送される、吉岡里帆主演の『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)。視聴率は初回7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、第2話5.5%、第3話5.8%、第4話5.5%、第5話4.8%と自己ワーストを更新した。
同ドラマの主人公は、新人ケースワーカー・義経えみる(吉岡)。安定・平凡を求めて公務員になったえみるは、栗橋千奈(川栄李奈)や七条竜一(山田裕貴)ら4人の同期とともに激務必至の生活課に配属される。福祉の知識もなければ人生経験も足りないえみるが、受給者たちのさまざまな人生模様に触れながら少しずつ成長していくというストーリーだ。
第5話では、謎の男・島岡光(佐野岳)の姿が描かれる。生活保護を受けたいと窓口にやってきた光は、自分がうつ病であること以外は何も話そうとせず、親族による援助が可能かを確認する“扶養照会”も頑なに拒否。さらに、えみるが家族について聞き出そうとすると、光は途端に激しい貧乏ゆすりを始め、「父親への連絡は無理なんで」と、異常な拒絶を見せる。
そこで、戸籍をもとに光の親を調べてみると、彼は総合病院の院長・島岡雷(小市慢太郎)の息子であることが判明。父親に十分な収入があると判断したえみるが、早速連絡を取ろうとするものの、光は依然抵抗の姿勢を崩さない。結局、扶養照会を強行したところ、行方知れずの息子を心配していた雷が即座に役所を訪問してきたのだった。
雷には扶養の意思があることから、えみるの上司・京極大輝(田中圭)はすぐに親子を会わせるよう指示を出す。しかし、それを知った光は、ひと足早く宿泊施設から逃走してしまう。自分を拒絶する息子の態度に「構ってほしいだけ」と笑う雷だったが、えみるはその笑顔に違和感を覚えていた。そんな中、えみるのもとに「光が駅のホームで自殺を図った」という知らせが飛び込んでくる。
「今回はこれまでの放送回とは打って変わって、生活保護の申請が認められるまでの経緯にスポットライトが当たっています。えみるに対して何も話そうとしない光ですが、何か問題を抱えていることは明白。それに気づいていながら強気な態度を貫くえみるには、『こんなに空気読めないケースワーカーいる? 今回だけえみるがスゴく性格悪い』『今まではおせっかいレベルにいろいろ世話焼いてたのに、急にキャラ変して感じ悪くなった』と違和感を訴える声が上がっていました」(芸能ライター)
第6話では、一命を取りとめた光と雷の衝撃的な親子関係が明らかになる。また、受給者の命を危険にさらせてしまったことで、役所にも大きな影響が。それを受けて京極は、今回の件で扶養照会をするという判断は正しかったのか、1人で悩むことに。そして、「この件は、全て自分の責任で対応する」と、宣言するのだった。
「予告映像では、“明かされる、全ての秘密”というアオリ文が登場。しかし、第5話の中ではほとんど秘密に触れておらず、伏線もかかっていません。ネット上でも、『何が秘密だよ』『一体何が明かされるの?』と厳しい意見が飛び交っています」(同)
前回の予告で“最大の衝撃回”と煽っていたにもかかわらず、厳しい結果となってしまった同ドラマ。このままでは打ち切りの危機に陥ってしまうかもしれない。