緊迫した展開が台無し?『絶対零度』第4話、人質の会話シーンに批判の声
8月6日夜9時から第5話が放送される、沢村一樹主演ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系)。視聴率は初回10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、第2話9.6%、第3話10.8%、第4話では11.7%と自己最高をマークしている。
同ドラマは、桜木泉(上戸彩)が主人公を務めていた『絶対零度』シリーズの続編。新たな主人公である井沢範人(沢村)は、AI技術を使って未来の犯罪を予測し捜査する“未然犯罪捜査チーム(通称ミハン)”を率いる元公安のエリート刑事だ。チームのメンバーである山内(関ジャニ∞・横山裕)、小田切(本田翼)、南(榎本時生)、田村(平田満)などと協力し、事件を未然に防ぐための犯罪捜査をしていくというストーリー。
第4話では、勤続36年の真面目な銀行員・佐伯卓郎(小野了)が危険人物としてリストアップされ、ミハンチームが捜査を開始することに。さっそく小田切が行員として潜入することになったのだが、その矢先、2人組の強盗によって銀行が襲撃されてしまう。
強盗犯は、小田切らを人質に銀行内に立てこもるが、監視映像を見ていた井沢は、佐伯と強盗犯がアイコンタクトをとっていることに気づく。さらにその後、佐伯と強盗犯、人質に捕らわれた1人の女性を含めた3者の関係も浮かび上がることに。そして、事件の真相にたどり着いた井沢は、警察に知られることなく銀行内に侵入して強盗犯と対峙し、死傷者を出すことなく事件を収束させるのだった。
「今回の物語では、ミハンの潜入捜査先が強盗に襲撃されるという、緊張感あふれる内容となりました。しかし、人質になっている小田切と物語のキーマンである女性が、緊迫した流れに水を差すような身の上会話を展開。『銃を持った強盗がいる状況でペラペラしゃべられるわけないでしょ』『人質にされてるのに、なんでこんなのんびり会話できるんだよ』『こういう場面入れられちゃうと、途端につまんなくなっちゃう』『雑な演出で見ててツラくなってきた』といった批判が噴出しています」(芸能ライター)
第5話では、高校生の岡崎直樹(ジャニーズJr.・道枝駿佑)が危険人物としてリストアップされる。防犯カメラの映像から、直樹が動物殺傷事件に関わりがあると判断されたため、ミハンの捜査対象に選ばれた。
そこで山内は、直樹の様子を窺うべく、彼の所属するバスケットボール部の外部指導員として潜入。すると、この学校のバスケ部では、指導員が次々と辞めていたことが明らかになった。一方、小田切と田村は岡崎家周辺の住人から情報を集めるため、制服警官に変装して聞き込みを開始。ところが、そこに凶悪犯罪のルポを何冊も出版しているジャーナリストの川上邦明(近藤公園)が現れるのだった。
「第5話予告では、井沢が川上に『あなた、人を殺したことがありますね』と尋ねられるシーンも含まれていました。第4話のラストで井沢自身がミハンリスト入りしていることも明かされており、『井沢さん、危険人物だったのか』『いよいよ本格的に井沢の正体が描かれそう!』といった声が相次いでいます」(同)
批判は上がったものの、視聴率は上昇傾向。第5話で再び自己最高を記録するか注目しよう。