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メルカリで「大損」「精神消耗」も? “フリマアプリの落とし穴”をITジャーナリストが解説
2018/07/28 18:00
その上で、高橋氏は「トラブルに巻き込まれないためには、回避スキルを磨くことが重要」だと話す。
「例えば購入者側なら、『必読』と書いてある文章は必ず読むようにするだとか、低評価がたくさんついている人からは買わないだとか。“地雷のパターン”を理解し、できるだけ自分で防衛して、危なさそうな出品者からの購入は避けましょう。また、出品する側なら、匿名配送ができる『らくらくメルカリ便』『ゆうゆうメルカリ便』を使うことをおススメします。住所も名前も明かさずに配送ができるので、売る側も買う側も安心して取引ができます」
では、実際に病んでしまったり、疲れてしまった際には、どのように対処すべきなのだろうか? 高橋氏は、「一度、メルカリから離れるのも手」だという。
「やりとりで疲れてしまったら、頻繁に使いすぎている可能性があるので、ちょっとお休みした方がいいかもしれません。もし、どうしてもしたいと言うことなら、ほかのフリマアプリを覗いてみるのもいいですね」
写真を撮って、説明文を作成し、やっとのことで売りに出した商品で、損をしたり、精神的に消耗したり。また、“買う”ことに依存してしまい、要らないものまで購入してしまったり、ポイント消費に追われたり……そんな骨折り損のくたびれもうけにならないために、自分の意識を今一度立て直し、使い方を見直し、フリマアプリを賢く利用していきたいところだ。
(文・取材:ヨコシマリンコ)
最終更新:2018/07/28 18:00