「ゆりやんの下ネタは不快」「横澤夏子は女をバカにしてる」実は苦手な若手女芸人ランキング
男社会といわれるお笑い界で、その地位を築き上げてきた女芸人。コンプレックスを赤裸々に明かしたり、女性のあるあるネタを披露するなど、女芸人は「同性の共感を呼び、支持を集めている」などと称されることがよくある。しかし中には、同性から苦手意識を抱かれてしまう女芸人もいるようだ。そこで今回は、女性100人に「実は苦手な人気若手女芸人は?」とのアンケートを実施した。
1位は25票で、ゆりやんレトリィバァ。お笑い芸人の養成所である大阪NSCを首席で卒業したのだが、
「面白いのか面白くないのかよくわからない。ネタの意味がわからないときがある」(20代/正社員)
「まず笑いどころがわからない。それでいて、自分の笑いに自信がありそうなところが避けたくなる原因」(40代/パート・アルバイト)
と、ネタの個性が独特すぎて理解に苦しむ人が続出。
特技である英語やピアノ、ダンスを巧みに盛り込んだ芸風には感心の声が寄せられたものの、「女性がやる下ネタはやっぱり受け入れ難いし、面白いより不快に感じてしまう」(30代/専業主婦)「ネタの際、露出が多い衣装を着ていたり、話を振られるたび面白いことを言おうとして空回りしていたりするところが苦手」(30代/専業主婦)など、「『女芸人として全力出したるぞ』感が少し強すぎて引いてしまう」(20代/学生)という人も多いようだ。中には、「もし私がゆりやんの母親だったら、彼女のメンタルが心配になってしまうほど捨て身の芸風」(50代/専業主婦)と心配している女性も。
2位は、尼神インターで15票。ぶりっ子キャラの誠子と男前キャラの渚が繰り広げる恋愛ネタがウケ、上京後瞬く間にブレークしたが、「見ていて痛々しいなと感じることがあるので苦手。キャラクター作りなんだとは思うが、あまり楽しく笑えない」(30代/正社員)「なんとなく下品。衣装の雰囲気からそういう気がするのかも」(50代/個人事業主)など、クセの強さが引っかかる人も少なくない様子。特に誠子は「ネタを考える能力は優れていて、コンビとしては面白いが、自分が本当に美人だと思ってそうで、その点、癇に障る」(50代/専業主婦)といった声が見られた。誠子はバラエティ番組で、美人の妹たちから容姿をバカにされていた過去を明かし、自分のことを「ブス」と自虐しているが、その言葉を額面通り受け取る視聴者は、実は少ないのかもしれない。
3位は、ブルゾンちえみと、ガンバレルーヤがともに14票で同率という結果に。ブルゾンちえみは「占い師の本からネタをパクったことが許せない。それを『リスペクト』と言って、相手が訴えにくいようにしたし、世間も『面白ければいい』と流しているところが無理。ネタが面白いとか印象がいいとか言う以前の問題」(30代/個人事業主)と、ブレーク直後に発覚したネタの“パクリ”疑惑で苦手意識を抱いた人も少なくないよう。また、「見た目や、コンセプトではやっているような気がする。トークは比較的当たり障りないことを話しているので、芸人としての資質はあまりないような気がする」(40代/専業主婦)「一生懸命な子やなぁとは思うが、感情表現が苦手なのか、ちょっと何を考えているかわからないところが苦手」(20代/専業主婦)など、コント以外は面白みに欠けるとの指摘も相次いだ。
素朴さで人気を得たガンバレルーヤに関しては、「見た目で笑いを取るのもありだとは思うが、もう少し清潔感があった方が、見ている方も心地いい」(40代/専業主婦)との声多数。中でもよしこは「髪の毛のせいか清潔感がなく見える」(20代/専業主婦)など、女性ウケはイマイチ。中には「自分の容姿に自信がないので、容姿で笑いを取る芸風は苦手。他人事だと思えず、笑えない」(30代/派遣社員)といった視点で、苦言を呈する人もいた。