朝ドラ『半分、青い。』脚本の北川悦吏子、SNSでの“持論展開”で「ウザすぎ」「作品に集中させて」
現在放送中のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』の脚本を手がける北川悦吏子氏が、7月4日付のTwitterで「もう数字はいいんじゃないか、と言ったけど、数字がいいと息がしやすくなるの」などと投稿。先月3日にも視聴率について持論を述べていた北川氏だが、「こうしたツイートに、一部ネットユーザーから苦言が寄せられている」(芸能ライター)という。
北川氏は先月、「もう数字はいいんじゃないか、と思う。視聴率も録画率も試聴熱もツイート数もDVD売り上げも、いろんな指標がこの世にはあるし、結局計りきれないよ。人の心にどの程度届いたか、なんて。だから、自分の信じるものを作る。それでいいと思うんだ」と、視聴率主義への疑問を呈していた。
「この時は一部ユーザーの共感が得られた一方、『民放だと視聴率はスポンサーにとって大事な指標になるのでは? 北川さんは今NHKでやってるから、関係ないって感じなの?』『自分の信じるものだけ作りたいなら自費制作しなよ』といった指摘もありました」(同)
北川氏はその後もドラマに関するツイートなどを発信していたが、今回、再び視聴率の話題に言及。自身が1996年に脚本を担当した『ロングバケーション』(フジテレビ系)を引き合いに出しつつ、「現場と役者と視聴者を信頼し始めると、俄然、ホンがよくなるんだよね。そういうことってある。だから、もう数字はいいんじゃないか、と言ったけど、数字がいいと息がしやすくなるの。伸び伸び。逆にいえば、もう数字はいいんじゃないか、はそれに25年苦しめられた私の断末魔の叫び、でもあるわけ」と、補足した。
「ファンは北川氏の発言を好意的に受け止めているようですが、一部からは『数字はもういいとか言いながら、何度数字の話するの?』との声や、『この人ごちゃごちゃ言い過ぎ。ドラマに集中させてくれ』という批判も。北川氏はTwitterで、たびたびドラマの“裏話”を披露したり、自ら『神回』『神週』と予告したりしていて、『キャストは悪くないのに、脚本家が必死すぎる』『神、神ってどんだけ安い神なんだ』などと呆れられ、拒否反応を示す者も増えているようです」(同)
また、同ドラマはここのところ主人公・楡野鈴愛(永野芽郁)の幼馴染ポジションで人気があった萩尾律(佐藤健)の出番が減っているが、北川氏は7月5日付のTwitterで「みなさん、そろそろ律に会いたくないですか? そんなことは、ないんですか? TBS見ればいいんですか? 私は、見ませんよ」と、コメント。
「これは佐藤が同局の新連続ドラマ『義母と娘のブルース』に出演することを指すとみられますが、『北川さんはなんで他局に喧嘩売ってんの?』『わざわざTBSは見ないとか言う必要ある?』『健くんかわいそう』などとネットユーザーをザワつかせています」(同)
北川氏は2日付のツイートで「アンチがいることさえ、よく知らなかった」と明かしていたが、批判の声は日に日に大きくなっている。