“極妻への質問”ナンバーワンはアレ! 元極妻が明かす「オットの真珠」の真相
それにしても、男性のシンボルに真珠を入れるというのは、一体どなたがお考えになったのでしょう? 東映の久々のヤクザ映画『孤狼の血』にも、マル暴刑事役の役所広司さんが、口を割らせるためにチンピラのシンボルを切開して真珠を取り出す場面が出てきます。とても痛そうでしたね。
周囲のヤクザを見てみますと、実際に入れているのは半分くらいではないでしょうか。ムショでこっそり入れる場合と、パイプカッ○をする時についでに入れる場合が多いようです。手術ならともかく、ムショでは消毒もできないでしょうに、なぜやるんですかねえ。
獄中は、刑務作業以外はあまりにもヒマなので、妄想くらいしかすることがないのだと思います。「外に待っているオンナがいる」とかですね。ホントにいれば面会に来てくれるはずですけど、だいたい来ないようです。
ムショの真珠は、歯ブラシの柄などを刑務作業用の工具で丸く削って作ります。「真珠」ではなくプラスチックですね。シンボルに傷をつけて、これを埋め込むのですが、麻酔も消毒もナシですし、相当痛いでしょうねえ。化膿したらどうするんでしょうね。
そういえば今年の「全国矯正展」では、刑務所内で摘発された「禁則品」が展示されていて、ケースにプラスチックらしき青い真珠大の粒が並べられていました。さすがに会場の方に「これがウワサの真珠ですか?」とは聞けませんでした。ちなみに全国矯正展は、毎年行われている刑務作業製品(受刑者が刑務所内の作業で作った、家具や雑貨などの製品)の即売会を兼ねた展示会で、たまにお邪魔しています。いろいろなものがあって、楽しいですよ。
■真珠を入れるのは、百害あって一利なし
真珠を入れる人はいまだにいるようで、ムショでは2カ月に1回、「真珠や刺青が増えていないかどうか」の全裸検査があるそうです。刺青も入れる人がいるんですよ、獄中で。これも痛いでしょうね。
シャバの外科医による「タマ入れ」は、ちゃんと麻酔をかけるわけですが、ついでにシリコンなんかも入れるようですね。こうなると、もはやサイボーグです。でも、相方としてはぜんぜん気持ちよくないというか、むしろ痛いだけですよ。ヘタしたら女性が出血することもあるようです。とはいえ、もともとは「女性を喜ばせたい素敵なオレちゃん」的な発想で、悪気はないのです。女性たちも優しいから、文句を言わないんですね。
これを読んで真珠を入れたくなる殿方は、まずいらっしゃらないと思いますが、普通の女性は真珠入りを見たら逃げます。手術をすればお金はかかるし、痛いし、女性は嫌がるしで、いいことはひとつもありません。それよりも、本物のダイヤモンドでもプレゼントしたほうがいいですね。