コラム
角川慶子の「シロウトで保育園作りました」第161回
超高級賃貸物件における“謎のスペース”の正体を知った、ママ友との食事会!
2018/06/02 16:00
高級賃貸物件VS持ち家はどちらが金持ちかってたまに考えるのですが、属性チェックでも、「持ち家か賃貸か」という質問がよくありますよね。同じ賃貸でも港区賃料100万円に住む人と足立区賃料5万円に住む人では違いますし、いまだに日本人は持ち家信仰が強いのが不思議です。持ち家=社会的信用があるというのも、現代では違う気がするのですが、最近娘の学校の超金持ちくんが(しかも性格がいい!)、賃料数百万の住友不動産のマンションラト●ールから数億円の戸建てに引っ越しをすると聞きました。
ベビーシッターを派遣する時、正直、住所やマンション名(パークシリーズやプラウドなど)で取りっぱぐれの有無を判断します。賃貸も同じです。過去にシッター料を払わなくて弁護士沙汰になったのは、無名賃貸マンションの人でした(家に行くとかなりのボロさ)。ちなみに保育園の保育料未納で内容証明を送ったのは、持ち家(戸建て)の人。最後は支払ってもらって退園していただきました。賃貸だから持ち家だからと言って、家計の状況は別の話みたいです。オリンピックが終わって10年もすれば、都内でもどんどん空き家になりそうですね。
角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月に認可外保育園「駒沢の森こども園」、16年4月からは派遣ベビーシッター「森のナーサリー」、17年4月に認可外保育園「衾の森こども園」をオープンさせる。家庭では10歳の愛娘の子育てに奮闘中。
最終更新:2018/06/02 16:00