「何回同じ話を繰り返すんだ」『Missデビル』ワンパターンの展開に視聴者ウンザリ
5月19日夜10時から第6話が放送される、菜々緒主演の『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)。視聴率は初回9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、第2話8.1%、第3話8.8%、第4話6.8%、第5話7.2%となっている。
同ドラマは、「人事の悪魔」と呼ばれる型破りな人事コンサルタント・椿眞子(菜々緒)が主人公。老舗の損害保険会社「共亜火災」を舞台に、ハラスメントや社内恋愛のこじれ、職場の士気を下げる社員にいたるまで、どんな会社にでも起こりうる問題を、大胆な手法で解決していくというストーリー。
第5話で博史(Sexy Zone・佐藤勝利)は、審査部に“研修”へ行き、瀬登部長(小林隆)をリストラする理由を探るよう命じられる。しかし、瀬登部長は仕事熱心で優秀、さらに部下の負担を減らすために自ら休日出勤をするなど、非の打ち所がない。そこで博史は「瀬登部長をリストラする理由はない」と眞子に進言するが、鼻で笑われてしまう。
結局、眞子が直接リストラを勧め、嫌がる瀬登部長を半ば強引に辞めさせた。すると後日、瀬登部長は狭心症を患っていることがわかったようで、「あのまま仕事を続けてたら完全にアウトだった」と博史に告白。さらに、仕事と距離を置いてから視野が広がった瀬登部長は、会社を辞めさせてくれた眞子に感謝していたのだった。
「毎回誰かを退職させている同ドラマですが、第2話も第3話も、会社を辞めさせられたことで結果的に救われた、という展開。第4話では社内情報をリークしていた社員を辞めさせる展開でしたが、第5話でまた“辞めて良かったパターン”となったため、視聴者からは『もうそれはいい』『何回同じ話を繰り返すんだ』『いい話風のクソドラマ』『そりゃあ誰でも仕事辞めればスッキリするわ』とツッコミが続出しています」(芸能ライター)
第6話では、博史が宣伝広報部に“研修”へ行くよう命じられる。しかし、今回の研修はリストラのことなど考えずに研修を楽しむよう言われ、博史は少々拍子抜けしてしまう。
そんな中、共亜火災の「子育て支援制度」がテレビ番組で特集を組まれることが決まり、妊娠中の宣伝広報部員・唯香(篠田麻里子)が取材を受けることに。部長の寺田(湯江タケユキ)は大ハリキリするものの、唯香の仕事をフォローすることになった課長の湊(坂本三佳)をはじめとする女子社員は、いら立ちを募らせていくのだった。
「第6話では“妊娠中の仕事”をテーマにするようです。デリケートな話題のため、ドラマで描く内容によっては大炎上が起こる可能性も。妊娠した社員を辞めさせるような展開にだけはならないよう配慮が求められます」(同)
果たして第6話では、誰が退職するのだろうか?