『ジョジョ』大惨敗で『銀魂』『BLEACH』を逆恨み? 東宝の“みっともない”評判
近年、多くの人気漫画が次々と実写映画化されているが、昨年8月に公開された山崎賢人主演の『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』について「東宝作品における、今世紀最大級の黒歴史」と映画関係者の間でささやかれているという。
「『ジョジョ』の原作は集英社の『週刊少年ジャンプ』や『ウルトラジャンプ』で連載され、シリーズ累計発行部数1億部超えの大ヒット漫画。その実写化とあって、主演の山崎だけでなく、共演陣も神木隆之介に伊勢谷友介、山田孝之や岡田将生、新田真剣佑といった人気イケメン俳優が勢揃い。今作をワーナー・ブラザース・ジャパンと共同製作、配給した東宝としては、最低でも15億円、あわよくば30億円超えの興行収入を期待していたそうです」(映画関係者)
全国325スクリーンと大規模に公開されたが、公開初週の土日2日間で1億6,600万円の興収を記録した後、数字は伸び悩み、公表されている最終的な興収は9億円台と、なんと10億円にも届かず。まさかの1ケタに終わってしまい、東宝関係者も真っ青に。
「『第一章』と銘打った通り、当初から続編ありきの映画でしたが、次回作も絶望視されています。実は、『ジャンプ』作品の実写化はヒットが約束されているコンテンツ。2011年の『るろうに剣心』(ワーナー・ブラザースが製作配給)が大ヒットしたのを受けて、東宝も15年に『映画 暗殺教室』を公開したところ最終興収27.7億円、翌年公開した『暗殺教室 卒業編』はそれを上回る35億円を達成。『ジョジョ』はこれを超える成績を目指していたようですが、むしろ黒歴史となってしまいました」(同)
そんな東宝は、どうやら『ジョジョ』でパートナーを組んだワーナーを“敵視”するようになってしまったそうだ。
「単なる逆恨みでしょうが、東宝関係者は今年7月にワーナーが配給する『BLEACH』が“大コケ”するよう、念を送っているんです。ただ、ワーナーは昨年『銀魂』の実写化でも大成功しており、最終興収は37億円と『ジョジョ』に圧勝していた。それだけに、東宝のみっともなさが際立ちます」(同)
すでに『銀魂』も続編の公開決定が発表され、ファンからも大きな期待を寄せられているが、東宝にとってはそれもおもしろくないのだろう。果たして東宝側の“邪念”は、実を結ぶのだろうか。