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サイゾーウーマン世論調査

「『花のち晴れ』は前作に劣る」「月9の長澤まさみは旬過ぎた」大コケ一直線だと思う春ドラマランキング

2018/05/01 19:30

 5位は『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系、土曜午後10時)で12票。悪女役がすっかり定着している菜々緒が主演で、タイトルからも悪女感を漂わせているためか、「菜々緒は悪女役が多いが、飽きてきた。もっと彼女の違った面を見たい」(60代/女性/専業主婦)「狙いすぎ感が否めない。ターゲットとしている層もわからない」(30代/女性/正社員)と、意外性のなさが指摘された。また、「視聴率が稼げるほど菜々緒に人気があるとは思えないからコケると思う」(30代/男性/派遣社員)、「菜々緒は、演技はそこそこ上手だと思うけれど、主役を務められるほど華のある存在感、演技力があるかは疑問」(40代/女性/正社員)との感じた人も。こうした理由が、初回9.6%と2ケタ割れした原因なのかもしれない。

 6位は『シグナル 長期未解決事件捜査班』(フジテレビ系、火曜午後9時)と『正義のセ』(日本テレビ系、水曜午後10時)が6票同士で同率という結果に。坂口健太郎、連ドラ初主演の『シグナル』は、韓国ドラマのリメイク作品。「日本のドラマを韓国でリメイクしたものが多くあるが、あまり面白いとは思わない。同様に、韓国のドラマを日本風にリメイクしても、あまり面白くはならないと思う」(20代/女性/無職)とする声や、「タイトルが平凡で興味を惹かれない。キャストは良さそうだが、何となく華がない」(30代/男性/個人事業主)との声が聞かれ、視聴率も初回9.7%で第2話以降は8%台となっている。

 『正義のセ』は、阿川佐和子のシリーズ小説のドラマ化。下町育ちの女性検事を吉高由里子が演じているが、「阿川佐和子原作でストーリーは良さそうだが、演技力のない吉高由里子が主役では見る気がしない」(40代/男性/正社員)「働く女子の共感を得られるかどうかが大事なドラマだと思うが、吉高由里子ではあまりそういった支持は得られないのではないかと思う」(40代/女性/パート・アルバイト)など、キャスティングに違和感を覚える人も少なくないようだ。初回は11.0%だったものの、第2話からは1ケタと2ケタを行ったり来たり。今後、視聴率が暴落しないか気にかかる。

 8位はこれまた同率で、『未解決の女 警視庁文書捜査官』(テレビ朝日系、木曜午後9時)と『ブラックペアン』(TBS系、日曜午後9時)が4票ずつ。初回14.7%とロケットスタートを切ったが、波瑠の女刑事役に対し、「波瑠は個性的なかわいさがあり人気だが、頭脳明晰な役が向いていると思えない」(50代/女性/専業主婦)と難を示す声も。

 『ブラックペアン』は、嵐・二宮和也が外科医を演じる医療エンターテインメントドラマ。こちらも初回13.7%を獲得したが、竹内涼真や葵わかなという今旬俳優・女優のほか、フリーアナウンサー・加藤綾子が出演するなど、キャスティングが話題となっただけに、「いい人たちだけを集めたドラマになりそう」(20代/女性/無職)と感じている人もいるようだ。両作品とも、第2話で数字を落としているだけに、このまま1ケタ転落とならないことを祈りたい。

 10位は2票で『あなたには帰る家がある』(TBS、金曜午後10時)。原作は、直木賞作家・山本文緒の同名小説で、2組の夫婦それぞれの胸の内を繊細に描き、高く評価された作品だという。そのため「脚本が原作にどのようにアレンジを加えるかで大コケすると思う」(20代/男性/正社員)と、名作のドラマ化に慎重になる視聴者もいるようだ。なお視聴率は、初回9.3%を記録している。

 全ドラマともまだ中盤にも差し掛かっていない。いい意味で裏切られる展開に期待したいものだが……。

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