小室圭さんの母・佳代さんが“上流階級にあこがれる”ワケ――「バブルの価値観」と辛酸なめ子談
では、なぜ佳代さんは、そうした女性に化したのだろうか。なめ子さんは「佳代さんは紀子さまと同世代なのですが、やはり“バブル世代”の影響が大きいと思います」と語る。
「ブランドを大切にして、お金持ちに見えるかどうかを気にしていたり、元婚約者の方もまるでアッシー、メッシーのような扱いをしています。また、学芸大前の人気のスイーツ店で働かれているのも、イメージを気にしているのかなぁと。バブル当時の女性の感覚や価値観を持ち続けている気がします」
男性にお金を使わせることに何のためらいもない点も。バブル世代の女性に見られがちな感覚だろう。
「佳代さんは、男性からお金を引き出すことを、もはや“仕事”と感じていたのかもしれませんね。元婚約者の方の証言を見るに、あまりにも手馴れていたので。決算書のようなものを提出させたり、生命保険の書き換え指示をしたり、恋愛感情はなく、ビジネス的にやられていたのだと感じます。金融業界などでその能力を発揮できたのでは」
また、コンプレックスによって、上へ上へという気持ちが強まったのではと続ける。
「佳代さんは昔、ある寮に家族全員で住みこんでいたと報じられていました。狭い場所での暮らしに、“いつかはここから出て行きたい”“本当はもっといい生活をしていいはずだ”という思いを募らせていったのではないか……と想像してしまいます。私も実家が狭かったのでわかります」
そんな佳代さんにとって、“息子が皇族と結婚する”ということは、筆舌に尽くしがたい栄光だったはずだ。しかし、自身の金銭トラブルで、今では結婚延期どころか破談の可能性まで浮上している。
「佳代さんが皇室に結婚一時金の前借りを申し入れたという報道もありましたが、みんなが助けてくれることに慣れきっているのかもしれませんね。もちろん母子家庭は大変だというのもわかるのですが……。そういえば、出版関係の方に聞いたのですが、小室さん親子の問題を特集すると、週刊誌の売り上げがいいそうです。その儲かった分を、小室さん側に少しでも還元してあげれば、400万円くらいの借金はすぐに返せるのにな、と思います。ブームになっていても、小室さん側が何も得るものがないのはつらいですよね」
なめ子さんは「圭さんと佳代さんは、絶対に結婚を諦めないと思う」と言う。宮内庁は、「2020年まで延期」と発表しているが、そのとき佳代さんは笑っているのだろうか。