坂口健太郎『シグナル』、初回視聴率9.7%で「舌足らず」「主演には力量不足」と不安の声
坂口健太郎が主演するドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』(フジテレビ系)の放送が、4月10日からスタート。初回平均視聴率は9.7%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)を記録し「期待通りの面白さ!」「次回も楽しみ」と高評価が上がったが、一方で「主役の演技力がちょっとな」と不満の声もみられた。
同作は、無線機を通じてつながった“現在”を生きる刑事と“過去”を生きる刑事の2人が、長期未解決事件に挑むヒューマンドラマ。原作はリアルな人間描写と緻密な構成が話題を呼んだ韓国ドラマ『シグナル』で、『特命係長 只野仁』(テレビ朝日系)やNHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』を手がけた尾崎将也が脚本を担当している。
「日本では、以前から韓国ドラマ・映画の根強いファンが存在していますが、今回のドラマも数々の賞を受賞した韓国ドラマが原作とあって注目度は高く、放送前から『期待しています!』『今期の本命ドラマだな』『予告見たら面白そうだったし、これは見てみよう』といった声が続出。日本でのリメイクに、期待が集まっていました」(芸能ライター)
ドラマは、15年前に発生した女子児童誘拐・殺人事件を軸に展開。事件当時、小学生だった坂口演じる三枝は、女児が連れ去られる現場を目撃してたが事件は未解決のまま。警察官になった三枝が、廃棄予定だった無線機から事件に関する謎のメッセージを受け取り、再び事件が動き出す様子が描かれた。
「一筋縄ではいかない、謎が謎を呼ぶサスペンスドラマということもあって、視聴者は釘づけになった様子。ネット上には『すごく面白かった。このドラマは毎週見よう』『ちょっと怖くて、でもスピード感もあって、海外ドラマを見てるみたい!』『視聴率とか気にしないで最後までブレずに描ききってほしい』『ストーリーにひねりがあって良いね。最後まで見入っちゃった』などの感想があふれていました。2ケタには届かなかったものの、ストーリーを支持する視聴者が多いので今後上昇する可能性も秘めています」(同)
おおむね高い評価の同ドラマだが、とはいえ絶賛ばかりではなかったよう。
「坂口はすでに数々の映画・ドラマで存在感を放っているものの、実は今回の作品が連続ドラマ初主演。いざ単独主演となると視聴者の目も厳しくなるようで、ネット上には『坂口くんの、ちょっと舌足らずなセリフ回しが気になる』『坂口健太郎にはもう一歩踏み込んだ演技を見せてほしい』『主演を張るには力量不足な感があるな』といった不満の声が噴出しました。ストーリーの評価が高いだけに、坂口は余計にプレッシャーを感じているかもしれません」(同)
今後の視聴率の行方は、主人公を演じる坂口の演技が鍵になりそうだ。