[ジャニーズツッコミ道場]

トンチキ世界観に高いスキル……Hey!Say!JUMPとこぶしファクトリーに重なる7つの共通点

2018/04/14 19:00
jump_seiretsu
ゆとりと言われて早10年、実力蓄えてきましたよ~

 ジャニーズのファンと、ハロー!プロジェクトのファンを兼ねている人は、時々いる。「嵐ファンだったら、○○」「V6ファンなら……」などとハロー!プロジェクトのグループを勧めるブログなどもある。

 Hey!Say!JUMPの場合は、「メンバー同士がわちゃわちゃ仲良し+大人数のフォーメー ションダンス」という点から「アンジュルム」を、またエース・宮本佳林のプロ意識の高さが山田涼介と重ね合わせて語られることから「Juice=Juice」を推す意見をよく見かける。

 しかし、個人的には、JUMPファンに勧めたいのは断然「こぶしファクトリー」だ。以下に、Hey!Say!JUMPとこぶしファクトリーの共通点を挙げてみたい。

■寄せ集めメンバーのエリートグループで、風当たりが強かった

 ジャニーズJr.のトップにいた薮宏太や八乙女光などから、Jr.経験がほとんどなかった岡本圭人まで“寄せ集め”で作られたHey!Say!JUMP。Jr.ユニットが解体され、涙を飲んだJr.やファンもいた。下積みがあまりなく、若くしてデビューしたエリートグループということから、他グループやファンに冷ややかに見られることも多かった。


 一方、こぶしファクトリーは“研修生トップ”的な存在だった浜浦彩乃を中心に、つんくが手がける外部プロジェクトの「ナイスガールトレイニー」から、歌唱力の高い広瀬彩海と井上玲音を引き入れて作られた「寄せ集め」グループ。ユニット結成からデビューまでが非常に速いエリートで、しかも、広瀬は外部から来た存在でありながら「リーダー」に就任。グループ内にギクシャクした空気が流れた。

■猛プッシュ&華々しいデビュー

JUMPの場合は、デビューコンサートがいきなり東京ドーム。こぶしファクトリーも早々にツアーが組まれたり、『レコード大賞最優秀新人賞』を受賞したりと、順調すぎる滑り出しを見せる。

■事務所や社長の寵愛を受け、変な曲ばかり歌わされる

「あのファッショングラっと来て もうグラッチェグラッチェちぇけらうよ♪」(「『ありがとう』~世界のどこにいても~」)とか「家族、担任 おざなり Over♪」(「OVER」)とか、とてつもなくヘンテコな曲を歌ってきたJUMP。水太鼓や龍、綱渡りや空中ブランコ、犬と一緒に大縄跳びなどにもチャレンジし、摩訶不思議な世界を数年間にわたって表現してきた。


 一方、こぶしはメジャーデビュー曲が「ドスコイ!ケンキョにダイタン」。「相撲」である。3枚目のシングル「サンバ!こぶしジャネイロ」なんかも、ジャニーズ的なおかしなセンスの曲名だ。そして、「忍者」が主人公の舞台と映画に主演し、忍者ファッションで「エエジャナイカ ニンジャナイカ」という妙な歌を歌った。

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