西内まりや、「退社」がなかなか報道されなかったワケ――“元ゴリ押しタレント”の悲惨な末路
西内まりやが、3月31日付で芸能事務所・ライジングプロダクションを退社していたことが、ウェブ版「女性自身」(光文社)の4月3日配信記事で明らかになった。ひとまずフリーになった西内の今後が懸念されるものの、マスコミ関係者は「そもそも退社自体、全然話題になっていなかった」と漏らす。
「自身」は退社前の西内を直撃しており、本人が事務所への恩や感謝を口にしつつ、「具体的なことは今後考えていきたい」と、契約更新については明言を避けていた様子を伝えている。そして4月に入り、同誌がライジングに問い合わせた結果「3月31日をもって、契約は終了しました」と、回答があったという。
「4月になった時点で、ライジングのホームページから西内のプロフィールは削除されていて、一部ネット上では話題になっていた。2日遅れでようやく『自身』が報じたものの、実はその間にも、西内の退社情報をつかんでいたメディアは多数あったんです。それでいて、各メディアとも記事化しなかったとか」(スポーツ紙記者)
西内といえば、モデルとして芸能界に足を踏み入れた後、女優に歌手にと、さまざまな活動を展開。2017年には、連続ドラマ『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)で“月9”初出演&初主演も果たしたが、同作が大コケするなど、ネガティブな話題も少なくなかった。そんな中、同11月には「週刊文春」(文藝春秋)によって、西内が事務所社長に不満をぶつけると同時に“ビンタ”していたことが報じられ、以降、すっかり芸能界で“アンタッチャブル”な存在になっていた。
「西内の退社は、“ビンタ事件”ほどのインパクトもないし、わざわざライジングに気を使ってまで報道する価値もない、という判断から、大手メディアは記事化を見送ったそうです。彼女は、アーティスト活動や女優業を活発に行っていた印象もありますが、結局はライジングの“ゴリ押し”によるもので、結果は出せなかった。積極的に売り出したのに大ブレークせず、しかも最後の最後で“飼い犬に手を噛まれた”とあって、ライジングにとっては不名誉極まりない話ですが」(同)
芸能人と事務所の独立トラブルをめぐる報道には、たいてい“事務所からの圧力”の話題がつきまとう。しかし、西内の場合はライジングが圧力をかけるまでもなく、そもそも「話題性なし」として、取り上げるメディアが少なかったようだ。ゴリ押しから悲惨な状況へと転落した西内に、起死回生のチャンスはあるだろうか。