サイゾーウーマンカルチャーマンガ「彼氏の親友と、彼がいない家で」「15年来の幼なじみと」女が“一線を越えた”夜の話 カルチャー 「彼氏の親友と、彼がいない家で」「15年来の幼なじみと」女が“一線を越えた”夜の話 2018/03/30 15:00 Photo by jessica mullen from Flickr 「親公認、家を気軽に行き来できる関係の幼なじみと、ついに一線を越えてしまいました」――東京は新宿のフォトジェニックなカフェで、開口一番女友達にカミングアウトされました。動揺した私は、「詳しくお願いします」とつられて敬語に。それを皮切りに、友達はつらつらと話し始めました。 「お互いに恋人はいるけど、“幼なじみ”っていう建前で家に遊びに行ったり、どこかへ出かけたり。その日も家に行って晩御飯をごちそうになって、食べ終わってから幼なじみの部屋でくつろいでたんだけど、ベッドに寝転がって漫画を読んでたら『おまえ、そんな無防備な恰好でいつまでいんの? 襲われても文句言えねえよ?』って、ふいに言われて。今まで家族のように接してきた人が、急に男になった気がしてすごくドキドキして、思わず『どうせ襲えないでしょ~』ってちゃかしたら、覆いかぶさってきて……『ああ、今しちゃったら、もうこの幼なじみって関係は崩れちゃうのかな』って頭の片隅で考えながら、そのまましちゃったの……」 デロデロに溶け始める生クリームを気にも留めずに話し続ける彼女の表情は、どこか悦に入っていて、むしろ背徳感を楽しんでいるようにさえ見えました。彼氏とはマンネリでドキドキなんてご無沙汰らしく、そんなところへ“ずっと一緒にいた幼なじみと一線を越える”なんて、確かに想像しただけでもドキドキです。幼なじみなんて、もう連絡さえ取れない私からすると、正直、非常に羨ましいお話なのでした。 15年来の幼なじみの家で…… まずは無料で試し読み! 家に帰宅してからも、この妙な羨ましさは消えず、ついにはネットで検索した幼なじみモノのコミックを読みふける始末です。『Hメイト』はその1つ。15年来の幼なじみである未央と公平は、愚痴を言い合ったり下ネタで盛り上がったり、男と女でありながら親友でした。しかし、彼氏に裏切られた未央が公平の家に転がり込んできた日から一変。 傷心の未央は、どうしても1人で眠ることができず、「私たち昔はよく一緒に寝たじゃない。お願い、隣にいてくれるだけでいいの」と、公平のいるベッドの中へ。“幼なじみの関係”を壊したくない公平は、胸元をさらけ出し無防備な未央を前にしても、必死に理性を保ちますが、未央の「公平の“それ”……私に入れてくれない?」という言葉で、ついに“オス”が目覚めてしまうのです。 この作品は、絵柄や描写がとてもきれいで生々しく、女性はリアリティのある体つきで、ガリガリなのに“胸だけメロン”のような、男性向け漫画とは違い、感情移入しやすい雰囲気。また、描写もリアルで、長年の幼なじみという大切にしたい関係だからこそ、葛藤に苦しむ心が手に取るように感じられます。 理性を失ってしまった2人は、やがて獣のようにお互いを求め合い――“明日”から2人の関係はどうなるの? ……と思わずページをめくってしまうこと間違いありません。 彼氏の親友(21歳・童貞)と「同居」した場合…… まずは無料で試し読み! “背徳感のある関係”といえば、幼なじみのほかに「彼氏の親友」と一線を越える……という、これまた絶妙な距離感の関係を思いついてしまいました。そして、まさにドンピシャな漫画『同居』という作品を発見です。 性欲旺盛だけど童貞で彼女もいない21歳の慎之介が住む部屋に、高校時代の親友・倫太郎がカワイイ彼女・由衣を連れて転がり込んできちゃうところから話が始まります。倫太郎はオープンな性格で、慎之介の目の前でイチャつきまくるわ、夜は由衣が喘ぎ声を隣の部屋から響かせるわで、童貞には厳しい日々を送っていたのですが、倫太郎が仕事でしばらく帰れない状況になったから、さあ大変。「苦しくてイヤ」とブラもつけない由衣と童貞が2人きりなんて、どうなっちゃうんでしょう……。 猫のように自由きまますぎるヒロイン・由衣のかわいさと、ヘタレだけど真面目で優しい慎之介との、もどかしい関係性に引き込まれていくばかりです。 だって、由衣ったら、一緒にテレビを見ている慎之介の膝に頭を乗せたり、あろうことか愚息をスリスリしたり、くっついて一緒に寝ようとしながらも、慎之介がソノ気になると、「彼氏が知ったら殺されちゃうよ」といわんばかりに、背を向けるんですよ! これは、相当楽しんでいらっしゃる。 女友達から引き続き相談ラインがきていましたが、通知をオフにして漫画を楽しむ夜なのでした。『Hメイト』『同居』の2作ともに配信中ですので、皆さんの夜のお供にいかがでしょうか? (ヨコシマリンコ) ※当記事はPRです。 最終更新:2019/04/02 16:53 その他の作品を読む 次の記事 『おじゃMAP!!』終了に嘆きの声 >