サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」高橋由美子、酒豪キャラに必要なモノ コラム 仁科友里の「女のための有名人深読み週報」 高橋由美子、泥酔&ラブホ不倫騒動に見る“真の酒豪キャラ”に必要なモノ 2018/03/22 21:00 女のためのテレビ深読み週報女のための有名人深読み週報 高橋由美子公式ホームページより 羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。 <今回の有名人> 「飲み友達です」高橋由美子 「週刊文春 3月22日号」(文藝春秋、動画) 芸能人がバラエティ番組に出る際は、キャラという“お土産”が必要になるが、そのキャラが必ずしも事実である必要はない。例えば、山口もえといえば、おっとりした口調を思い浮かべる人も多いだろうが、夫である爆笑問題・田中裕二やマネジャーから、いろいろな番組で「プライベートはすごく早口」と暴露されている。実際の自分とキャラが違っても、番組の中できっちり全うすればよいし、そのキャラが定着することで、違う展開も期待できる。 女優・観月ありさ、島崎和歌子、遠野なぎこなど、芸能界には酒豪を名乗る女性芸能人がたくさんいる。鈴木砂羽や水野美紀のように、“男前”“おっさん”といったキャラを自称する女性たちも大酒飲みだそうだ。飽和状態である“酒豪市場”に、“20世紀最後の正統派アイドル”こと高橋由美子が参戦した。 今年の1月2日放送の『今夜くらべてみました 元旦から生放送3時間スペシャル』(日本テレビ系)に酒豪キャラとして出演した高橋は、終始ハイペースで酒を飲んでいたが、私には高橋が酒豪とは思えなかった。 酒豪キャラを掲げてテレビに出たからには、たくさん飲んでもケロリとしているか、飲んで面白いことを言うなどが期待されるが、実際の高橋は飲みすぎて呂律が回っておらず、今年の運勢を占いにやってきたゲッターズ飯田に抱き着き、最終的には飲みすぎてスタジオから退場している。プライベートならそれで構わないが、画面から消えてはプロとしては失格ではないだろうか。高橋は酒豪というより、さみしがりで流されやすい人に、私には見えた。 その高橋の不倫が「週刊文春」(文藝春秋)にスクープされた。高橋は完全にノーガードだったようで、渋谷で既婚男性と痛飲した後、タクシー移動で歌舞伎町のラブホテルに入り、昼すぎにチェックアウトする姿を撮られている。「文春」記者に直撃され、男性との関係を尋ねられた高橋は「飲み友達です」「私、もっといろいろやってっから」と気色ばんでいたが、いい大人の柄の悪さが物悲しく感じられた。 次のページ 昭恵夫人に見る、酒豪キャラの条件 12次のページ Amazon 北関酒造 鬼怒 鬼ころし パック 2000ml [栃木県/中辛口] 関連記事 水野美紀、夫への不満話の妙――彼女が“40代サバサバ女優”として鈴木砂羽より上手なワケ中村仁美アナ、さまぁ~ず大竹と仕掛ける“鬼嫁キャラ”がまったく成功しそうにない理由高樹沙耶、石垣島での自然生活に見る“バブルを忘れられない女”の顔高橋真麻と馬場典子の外食エピソードに見る、“食通の女”が男から嫌われてしまうワケ「人が信用できない」と悩む福田彩乃に見た“嫉妬されてる”という自意識と嫌われるワケ