サイゾーウーマンカルチャーインタビュー「結婚まだ?」面倒な親を黙らせる方法 カルチャー プロフェッショナル心理カウンセラー浮世満理子さんインタビュー 「まだ結婚しないの?」「孫の顔が見たい」面倒な親を黙らせる方法を心理カウンセラーに聞く 2018/03/22 15:00 結婚インタビュー “余裕の切り返し”で相手をひるませる ただ、親相手なら強気に出られるものの、親戚のおじさんやおばさんを相手に険悪なムードとなるのは考えもの。その際は、なるべくやわらかく対応することが求められる。 「場の雰囲気を壊したくないという場合は、角が立たないようにユーモアを交えて、自分の考えを伝えましょう。たとえば、親戚が集まっている場所で『東京になんか行くから、いくつになっても独身なんだよ』と言われたら、『叔父さんがそういうこと言うから、私は東京に行ったんですよ』などと、余裕の対応を見せると相手はひるみます」 余裕のある切り返しができれば、弱点を突かれずに会話を乗り切ることができるという。一方で、何気ないグチを言うときも注意が必要だとか。 「なによりNGなのは、面倒な質問をしてきそうな相手に“今の生活のグチ”を漏らすこと。グチを言った瞬間に『不満を感じているなら嫁に行け』と、結婚の話に持っていかれる可能性があります。不満を言う相手を間違えないようにしましょう」 面倒な質問と戦うための武器となるのが“自分の思い”だ。ただ、人によっては明確な考えをまだ持っていないケースもあるだろう。 「自分の思いが明確になっていないならば、『どうすれば自分が幸せになれるか』という観点で、自分を見つめ直してみてください。そもそも、こうした質問を面倒に思うということは、自分の未来について考えて決断するタイミングでもあるんです」 「結婚しないの?」という問いに、自分なりの答えを出せるかどうかが、相手を黙らせるポイントとなるのだ。その一方で「盆暮れに、実家に帰らないという選択肢もある」と、浮世さん。 「面倒な質問をされて疲弊するだけならば、わざわざ帰省する必要はありません。ただ、親戚が集まる場は、自分と異なる世代や異なる価値観を持つ人が一堂に会する機会。しっかり反論して、苦手な親戚と対等に渡り合うことができれば、コミュニケーション力の向上につながります。せっかくならば、コミュニケーションスキルを上げるチャンスと割り切って、帰省してみてはいかがでしょうか」 面倒な質問は、自分が成長するチャンス。次回の帰省イベントでは、相手から逃げずに本気で向き合ってみると、新たな自分を発見できるかもしれない。 (真島加代/清談社) 浮世満理子(うきよ・まりこ) 上級プロフェッショナル心理カウンセラー、メンタルトレーナー、株式会社アイディアヒューマンサポートサービス代表取締役。プロスポーツ選手や芸能人、企業経営者などのメンタルトレーニングを行うかたわら、多くの人にカウンセリングを学んでほしいと、教育部門アカデミーを設立。心のケアの専門家の育成に尽力している。 ・アイディアヒューマンサポートサービス 前のページ12 最終更新:2018/03/22 15:00 Amazon やる気を120%引き出す! メンタル強化メソッド 「帰らない」が一番ラクかも 関連記事 結婚しても9割は離婚!? 現地事情通が語る、過酷な「ハワイ婚活」の実態“自衛隊員の妻”になりたい女性が増加中!? 出会い方、人気の秘密……自衛官との婚活事情森口博子の「私が結婚できない理由」に見る、“母子密着”のはらむ「狂気」「40歳を迎えてラクになった」19歳から10年不倫を繰り返した女の、結婚・出産願望オンナを描く漫画家・鳥飼茜に聞いた、女社会の“本質”と母親という女について 次の記事 スーパー仲人が語る、眞子さま結婚延期 >