イギー・アゼリア、セクシーな入浴写真を公開するも「それより早くセックステープ見せろ」の大合唱
イギーは週末、インスタグラムのストーリーに、腕で乳首を隠した上半身と、むっちりした太ももを重ねて股間を隠した下半身を舐めるように映したショート動画を投稿。インスタグラムのストーリーが大好きな彼女はこの日、「おなか空きすぎて仕事できない」と歌ったり、新しい車をお披露目したり、ハンバーガーを頬張る姿や、ピンクの付け髪を外してもらい髪をきれいにとかしてもらう動画をストーリーに投稿していた。そんな一日の締めくくりとして、チャプチャプと音を立てながら入浴する動画を投稿したのだ。
イギーは14年に、当時まだラブラブだったニックと共に登場した人気男性誌「GQ」で、透明のバスタブに全裸のイギーが浸かり、服を着たニックがその横に立った写真を撮影し、話題になった。「乳首がちょっと見える!」と騒がれもしたが、芸術的だとして女性からも好評だった。それと比べると、今回のインスタグラムのストーリーの動画はプライベートでの撮影だけあって、生々しくなまめかしい。ネット上では、男性ファンからの「リアルな感じがとても良い」と絶賛する声が上がった。
だが、入浴している自分を自撮りするイギーを「なんだか痛い」と感じた人も少なくなく、「男日照りだからか」と意地悪い声も上がった。なかには「全裸で自撮りした動画を公開するくらいなら、セックステープを公開してほしい」などと言いだす人もいた。
イギーのセックステープとは、14年に世間をにぎわせたもの。米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」が「ポルノ業界大手ヴィヴィッド・エンターテインメントが、イギーの元彼からプライベートで撮影したセックステープを買い取った」「キム・カーダシアンのセックステープよりもヌケる。売り上げも軽く超えるだろう」と報道し、世の殿方を大いにときめかせたのだ。
イギーはすぐに「セックステープは存在しない」とツイートしたが、その後、彼女の弁護士が「撮影した時、イギーは18歳以下で未成年だった」「撮影に合意していなかった」などと主張。このテープのもともとの持ち主だった、イギーが無名時代の頃に交際していた元カレは「18は越えてた。撮影も了承済み」「売ったのは俺じゃない。盗まれた」などとニヤニヤ笑いながら反論した。
その後、弁護士は「イギー」の名前を商標登録し、「イギーの名前はイギーしか使えないから」と警告。ヴィヴィッドは公開を断念したが、イギーと同じタトゥーの女性がバックから挿入されている部分をアップにしたショート動画が「イギーのセックス動画」という触れ込みでアダルト動画投稿サイトに掲載されたり、「ニックとのセックステープ」なる映像が流出したりした。イギーにとてもよく似た女性が、上目遣いで黒光りしたペニスをフェラチオするショート動画は「グッとくる」と大きな話題になった。しかし、フルバージョンのセックステープはまだ出回っておらず、「ぜひ見たい」と思っている殿方が世界中に存在する。今回の入浴動画を見て「これ以上じらさないでくれ!」としびれを切らしている者も、少なくなかったことだろう。
とはいえ、セレブが入浴写真をインスタグラムに投稿すること自体は、実は珍しくない。
香りのするキャンドルをつけて優雅なバスタイムを満喫する写真をお披露目したポピー・デルヴィーニュ。その妹のカーラ・デルヴィーニュは、バラの花びらが一面に浮かんだ入浴写真を公開し、生首みたいだと話題になった。ケリー・オズボーンはすさまじい量の泡の風呂に入る笑顔の写真を投稿。バブルバスに浸かり、ほてった顔のアップ写真を投稿したジャニュアリー・ジョーンズは美しいと絶賛され、人気スタイリストのソフィー・ロペスはお尻の割れ目がくっきり写っている入浴中のインスタント写真を掲載し、「下品だけどきれい」と話題を集めた。
今年に入ってからも、人気コメディ『モダン・ファミリー』に出演するサラ・ハイランドが「女性は楽しいし勇敢だし、思いやりがあるし、強いの!」と女性の繊細さと強さを全裸でバスタブに入る数枚の白黒写真で表現。2月にはクリスティーナ・アギレラが滴の絵文字と共に、泡で乳首から下を隠したギリギリな白黒写真を投稿し「乳首の位置が下すぎじゃないか」と話題になっていた。
イギーはセックスアピールだけを売りにしているわけではなく、実力派ラッパーだ。先月MVがリリースされた、ミーゴスのクエイヴォをフィーチャリングした新曲「Savior」も好評だ。セカンドアルバム『Surviving The Summer』の発売日は未定だが、多くのファンを持つ。そのため、彼女の音楽のファンの中には「お尻ばっかりアピールしていたかと思ったら、今度はギリギリ見せる入浴自撮りか」と、がっかりした人もいたようである。入浴写真&動画だけでこれだけ話題になるのは、良くも悪くもまだ注目される存在であることの証しだ。14年のような旋風を再び巻き起こし、音楽で世間を圧倒させる日がまた来てほしいものである。