「安っぽい演出」「胸糞だわ」『anone』広瀬すずの行動に批判続出
3月21日夜10時から第10話・最終回が放送される、広瀬すず主演のドラマ『anone』(日本テレビ系)。視聴率は初回9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話7.2%、第3話6.6%、第4話6.4%、第5話5.9%、第6話5.5%、第7話4.9%と下がり続け、第8話で5.4%と微増したものの、第9話は4.4%でワーストを記録した。
同作は、幼い頃に更生施設に預けられていた子ども・辻沢ハリカ(広瀬)が主人公。少し変わった性格のハリカは施設で「あなたは“ハズレ”」と呼ばれて虐待を受けていた。現在は、林田印刷所で暮らす亜乃音(田中裕子)と出会い、共同生活をしている。しかし、更生施設で共に過ごし、いまは入院中の紙野彦星(清水尋也)を救うために治療費を集めたいハリカは、ニセ札作りに手を染めていくことになる。
第9話では、試しにATMに入れたニセ札が返却されなかったことがきっかけで、理市(瑛太)が警察から追われることに。理市は証拠を隠滅して姿を消すため、亜乃音、るい子(小林聡美)、舵(阿部サダヲ)と共に、林田印刷所にあるニセ札作りに関係した資料を片付けていく。
そんな中、ついに彦星と再会することになったハリカ。しかし、病院に行く道中で彦星に好意を寄せている茉歩(藤井武美)に出会い、彦星が“ほかに好きな人がいる”という理由で、茉歩の父親から治療費の申し出を断ったことを知らされる。そこでハリカは、彦星が傷つくようなひどい言葉を次々と口にし、彦星から嫌われるよう仕向けるのだった。
「ハリカの言動に感動する視聴者がいる一方で、『意味わからん。普通に説得しろよ。あほか』『重病人にこんなこといったら自殺しそう』『彦星くん生きる希望なくなって自殺するんじゃない?』『どう考えてもほかに方法あるよね』『安っぽい演出、なんだこの脚本。胸糞だわ』と冷めた声が続出。しかし、ハリカが心を痛めて泣いているところを彦星の弟が目撃していたため、ハッピーエンドに向かう可能性も残っています」(芸能ライター)
第10話では、ニセ札作りの容疑で亜乃音が警察に連行され、るい子は余命わずかの舵を看取るためにどこかへ消えてしまい、ひとりぼっちになってしまったハリカ。みんながいつ帰ってきてもいいように、いつも通りの生活を送っていたが、やがてハリカも警察に捕まることに。
「少年院で刑期を終えたハリカは、警察からニセ札作りの主犯格と誤解されている亜乃音を助けるため、理市を捜すようです。最終回では理市がニセ札作りにこだわる理由が明らかになるようで、それぞれのキャラの結末に注目が集まっています」(同)
いよいよ最終回。果たして、どのような結末を迎えるのだろうか。