カルチャー
[おちぶれ続けるアラフォー風俗嬢と男たち]
アラフォー風俗嬢が『リアル風俗嬢日記』を読んで、地雷客や男性に思ったこと
2018/03/11 21:00
ただ、作者さんの風俗デビューのきっかけが「ご奉仕」という名の“貢ぎ”なので、そこは共感できる人は少ない気もする。女の子が稼いだお金を何に使おうが気にしないお客さんもいると思うものの、ホストやヒモに貢いでいる風俗嬢を応援したいと思う男性は少ないはず。
あとは、お店についてさらりと書いているけれど、ここに登場するファッションヘルスはなかなかの優良店なのではないか? と思った。優良店に出会えたことのない私からすると、この店で働きたいとまで思えたし、デリヘルとホテヘル経験しかないため「店舗型のヘルス店って、こんなものなの?」と驚いた。海綿出勤禁止、性病検査も義務付けられていて、リピーターが少ない子に講習をしてくれたり……。
これならめちゃめちゃ働きたい。さりげなく書かれた店長や店員のキャラも、クセがなくていい感じ。多少の脚色で美化しているのかもしれないけれど、それでも性病検査義務店が少ない風俗で、それだけでこのお店はかなり優秀と思えてしまった。
「あぁ、そちらどこのお店ですか? お店紹介してください……」というのが読み終えて率直に感じた感想だった。
*曼荼羅*(まんだら)
デリヘルで風俗デビューし、出稼ぎ&吉原ソープを掛け持ちした後、現在は素人童貞などSEXに自信のない悩める男性のためにプライベートレッスンをしているアラフォー風俗嬢。子宮筋腫と腎臓の手術経験があり、現在は子宮頸がん中等度異形成持ち。売りはHカップのおっぱい。
ブログ「続・おちぶれ続けるアラフォーでぶ女の赤字返済計画」
最終更新:2018/03/11 21:00