サイゾーウーマンカルチャー社会大阪・女性監禁事件“ヤミ民泊”の実態 カルチャー 6月には民泊新法施行 大阪・女性監禁事件の現場“ヤミ民泊”の実態――「9割が違法」「宿泊者が誰かわからない」 2018/02/26 18:30 インタビュー社会 ヤミ民泊は「犯罪の温床」との意見もあるが…… そんな“ヤミ民泊”に監視の目を向けている「民泊ポリス」だが、大阪で起こった女性監禁事件の舞台が“ヤミ民泊”である可能性が高まっていることを、どのように見ているのだろうか。事実これまでにも、暴行事件や盗撮被害、また覚せい剤の受け渡し場所となるなど、ヤミ民泊が「犯罪の温床になっているのではないか」といった意見も出ているが……。 「私個人の意見となりますが、実際には、ホテルで起こってもおかしくない事件だとは思います。ただし、ヤミ民泊は、カギの受け渡しでオーナーさんに会わないといったケースもあるんです。ホテルのように、チェックインの際に必ず“人の目”があるというわけではなく、例えば、『郵便受けにカギが入っていて、暗証番号を聞いて受け取る』、またオートロックのないマンションに限りますが、『チェックインの際にカギがまったくかかっていない』『カギが内ノブにかかっている、テーブルの上に置いてある』『カギはかけずにチェックアウトする』なんてこともあります。泊める側は誰が泊まるかちゃんとわかっておらず、一方で泊まる側も怖いと思います。民泊には、こういった状況が根底にあるのは確かです」 そんなヤミ民泊事情が問題視され、今年6月には、民泊新法(住宅宿泊事業法)の施行と旅館業法が改正される。昨年12月には、観光庁が民泊仲介サイト運営事業者へ向け、サイト上に掲載している違法民泊物件を全て削除するよう通知もしている。 「ただし、それも観光庁が把握しているサイトのみですし、全ての民泊仲介サイトが従うかどうか……。民泊ポリスも、もし行政の方からお声がけいただいた場合は、ご協力させていただければと思っています」 6月以降、ヤミ民泊はどうなっていくのか。いたましい事件が起こってしまった中、あらためて注視していきたい。 前のページ12 最終更新:2018/02/26 19:31 Amazon 儲かる! 民泊経営 民泊……信じがたい実情が改善してくれれば 関連記事 覚醒剤よりヤバい! ヤクザが「危険ドラッグは危険」と言う理由知られざる女子刑務所ライフ 元女囚が明かす厳しい実態元女囚が見たムショという“妄想”空間ーー「BL本」の差し入れで夫を疑い、夜も眠れず「福田和子」も被害者? 元女囚が明かす、刑務所で起こったレイプ事件「結婚して主婦」の常識の下に消えた、「上尾主婦レズビアン殺人」の女囚人 次の記事 40代女性にとって厄介なセックス >