宇野昌磨は“例外”? 記者が「二度と取材したくない!」と叫ぶアスリートを実名暴露
羽生結弦、小平奈緒が金メダルを獲得したことで、俄然盛り上がりを見せている平昌五輪。関連して、ネット上ではTBS・石井大裕アナウンサーが小平に対して「獣のような滑り」と発言したことに批判が飛ぶなど“場外戦”も繰り広げられているが、今回は“マスコミ嫌い”のアスリートと記者による、知られざる戦いの一部を紹介する。
今回の五輪における「取材対応」で、一番株を上げたのは、フィギュアの宇野昌磨だろう。
「銀メダルを獲得した直後、インタビュアーから『この後、表彰式もありますが』と告げられ、キョトンとした表情で『表彰式があるんですか?』と“天然発言”をしたことが、繰り返し報じられました。晴れ舞台で結果を出し、浮き足立つのも仕方のない場面にもかかわらず、まるで気取るところのない態度が、多くの女性ファンの心に火を付けました」(テレビ局関係者)
視聴者受けが抜群だった宇野の取材対応は、記者からしてもありがたいものだが、アスリートが皆、あたりのよい応対をしてくれるとは限らない。特に、プライベートに関する取材に対しては、場合によって現場が“修羅場”と化してしまうケースもあるようだ。マスコミに対して、SNS上でも苦言を連発してみせるダルビッシュ有は、とりわけ週刊誌記者から「できれば接したくない」と思われているという。
「1月22日にも、ダルビッシュは小室哲哉の引退騒動に際して『週刊誌がやっていることの8割は「人のアラを探してみんなに伝える」ことだと思います』などと、マスコミ批判と取れる文章をTwitterに投稿し、物議を醸していましたが、やはりプライベートを探る直撃取材に対しては、類を見ないほどの拒否反応をみせます。こちらの質問を遮るように『親はこの仕事してるって知ってるの?』『子どもに言えないでしょ』『いつ転職するの?』と畳み掛けてきて、気が済むとさっさと帰ってしまう。ダルビッシュへの取材を回された記者は、みなため息をついていますよ」(週刊誌記者)
ダルビッシュと同じく、事務所を通さない直撃取材に“拒否反応”を示すと評判なのは、クルム伊達公子なのだとか。
「現役当初から、バラエティ番組などで衒いのない態度の伊達を見ていただけに、最初に取材した時は驚きました。こちらが名乗った瞬間、鬼の形相で『何の用ですか?』と睨まれ、質問をすると『はっ、私が答えるわけないじゃん』と吐き捨てて、マネジャーに連絡しろと突っぱねられたんです。たまたまその時だけ、機嫌が悪かったのかとも思いましたが、伊達のマスコミ嫌いは有名な話のようで、同じような体験をした記者は多くいるそうです」(雑誌カメラマン)
アスリートにとって取材対応は、本来の土俵ではないだけに、ある意味仕方のないことかもしれないが、こうした言動が無用のトラブルを生まないよう祈りたいものだ。