サイゾーウーマンカルチャーインタビュー「セックスしない嫌がらせ」とは カルチャー 『今日も拒まれてます』インタビュー・前編 『今日も拒まれてます』インタビュー前編――“セックスしない嫌がらせ”に耐える「レスハラ」の実情とは 2018/02/17 19:00 マンガインタビューハラスメント 土下座してするものじゃないでしょ 『今日も拒まれてます 〜セックスレス・ハラスメント 嫁日記〜』29話より ポレ美 何の悪気もないですもんね。でも、それのせいで追いつめられてしまって。だんだん、“夫と仲良くなりたいから”セックスしたいんじゃなくて、“子どもを作らなきゃ”という焦りが大きくなってしまいました……。 追いつめられたポレ美は、とうとう衝撃的な行動に出る。「お願いします、私とセックスしてください」と土下座してしまうのだ。しかし、それほどまでに追い詰められた妻を見た夫が放った言葉は「セックスってさ……土下座されてするものじゃないでしょ」「そんなことされると萎えちゃうよ」だったのだ。 ――土下座するくらい妻が追いつめられるのは、よほどのことじゃないですか。それを「萎えちゃうよ」とリアクションする思いやりゼロの言動は、本人がいくらそんなつもりではなかったと言ってもハラスメントなのでは、と私は感じました。ポレ美さんが「これはハラスメントと言ってもいいのでは」と感じた瞬間というのは? ポレ美 やはり、土下座のシーンです。「萎えちゃう」という言葉や表情とか。その後に、じゃあもう1人で妊活をしようと決心し「精子だけください」という言葉を投げかける場面があるのですが。この言葉は相当屈辱的なセリフで、本当はその前に問題解決がしたかった。こんな言葉をパートナーが発してしまうくらい追いつめてしまうのも、ハラスメントと言えるのではないかと思っています。 ――たしかに「精子だけください」はつらいセリフです。 ポレ美 うまく言えないのですが、女性としての人格を否定されているような悲しさや虚しさを感じたんです。あのセリフを言った時は本当に切羽詰まっている状況でして。周りがみんな子どもができている、というどん詰まりのところで、どうしてもハラスメントだと感じやすかったというのもあると思うのですが。 (後編につづく) 画像提供:まんがアプリ「Vコミ」 前のページ123 最終更新:2019/03/27 19:28 Amazon [まとめ買い] 今日も拒まれてます~セックスレス・ハラスメント 嫁日記~(分冊版) なんでもかんでも女が悪いことにしないでよ! 関連記事 貸した1,200万円を返さず、養育費も払わない“モラハラ夫”には、子どもを会わせたくない眞鍋かをりの「私は大丈夫」発言に見る、モラハラ男にカモにされやすいオンナの特徴テレビ業界の異常なセクハラ、年収1000万円作家のウラ側……「女性放送作家」座談会強制キス、準強姦、胸を触る……スポーツ界で横行する“セクハラ”の深い闇“残念なイケメン”ジェームズ・フランコ、「前貼りを勝手に外した」と告発されるもゲイ疑惑で宙ぶらりん 次の記事 生き別れの夫が40年ぶりに現れたら!? 映画『再会の食卓』DVDプレゼント >