コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第400回】

山下智久、中居正広、キスマイ……いまだ女性週刊誌に残る“SMAP独立騒動”の余波

2018/02/13 21:00

 そして2位も「セブン」の不思議なジャニーズネタだ。有働由美子アナに続き、『あさイチ』(NHK)降板が報じられたV6・井ノ原快彦。これまでその理由は、“有働が降りるなら一蓮托生というイノッチの気持ちからだ”などと報じられてきたが、「セブン」によると、それは間違いで、イノッチの降板の方が先に決まっていたというのだ。

「井ノ原さんの降板は昨春には決まっていたそうです。時期を見てから発表しようと思っていたところ、有働さんの報道が先行してしまったそうです」

 記事ではこんなNHK関係者のコメントで、“一蓮托生説”を否定。さらに驚くのが、有働の降板自体、イノッチが辞めることを知った有働が決断したことだと、順番が真逆だったことまで指摘していることだ。

 わざわざ、そんな力を込めて指摘することなのか。どっちだっていいと思うが、おそらくジャニーズ的にはイノッチが有働に追随したというのは許せないのだろう。しかもイノッチ降板をスクープしたのはアンチジャニーズの「週刊女性」(先週発売2月20日号)。是が非でも、それを否定したかったんだろうな。ジャニーズ事務所。そのプライドの持ち方、訳がわからない。

 そして3位もジャニーズネタ(「セブン」ではなく今度は「週女」)だ。1月からスタートしたKis-My-Ft2の派生ユニット「舞祭組」の初の単独ライブに、中居正広がサプライズ登場しダンスを披露、会場が大歓声に包まれた、というのが記事の内容。しかしさすが「週女」。その後日談としてこんな情報をぶち込んでいる。

「(中居登場の)翌日、各メディアはこれを“自主規制”したのか取り上げずにスルーしました。そもそも初ライブの開催すら報じられていません」(芸能プロ関係者のコメント)

 独立派から一転、事務所に残留した中居。そして、その中居がプロデュースした舞祭組(Kis-My-Ft2)も当然飯島派だった。ジャニーズの“女帝”メリー喜多川氏は、一度でも裏切ったら許さないという猛烈体質の持ち主。Kis-My-Ft2も山下も、そして中居も今後どうなるのか。まだまだ波乱がありそうだ。

最終更新:2018/02/13 21:00
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