「週刊スピリッツ」のふぉ~ゆ~特集に大反響! 「デビューしないのはなぜ?」との質問にメンバーは……?
1月29日発売の青年コミック誌「ビッグコミック週刊スピリッツ」第9号(小学館)に、ジャニーズの実力派4人組グループ・ふぉ~ゆ~が登場。「あなたの知らないジャニーズ~三十路までJr.だった男たち~」と銘打った前代未聞の大特集が組まれており、ファンの間で大反響を呼んでいる。
2011年に結成され、KinKi Kids・堂本光一主演舞台『Endless SHOCK』をはじめ、数々の舞台で活躍してきたふぉ~ゆ~。グループ名の通り、メンバーはそれぞれ名前に“ゆう”がつく福田悠太、越岡裕貴、辰巳雄大、松崎祐介の4人で、昨年の秋頃をもって「ジャニーズJr.」表記がなくなったことから、「Jr.卒業」と注目を集めた。
そんな彼らは「ビッグコミック週刊スピリッツ」第9号で、有名写真家のレスリー・キー氏が担当した衝撃的な“裸一貫グラビア”に挑戦。このほか、生田斗真主演で映画化された『土竜の唄』の漫画家・高橋のぼる氏による漫画「奇跡のふぉ~ゆ~」が掲載されるなど盛りだくさんの内容となっているが、インタビューページでは編集部側が4人にとって「かなり答えにくいこと」を直撃している。
メンバーは「ジャニーズに入ったのはなんで?」との初歩的な質問以外に、「ホントはお金持ちなんじゃないの?」「ホントはモテモテじゃないの?」といったキワドイお題にそれぞれ回答。「ジャニーズをやめようと思ったこともある?」と聞かれた際には、「何回かあります。大学に行った時とか、みんなが就職する時とか」(越岡)「毎回、仕事の度にここで終わりかな、やめようかなーって思ってたんだけど、次こういう仕事があるから、それだけはやろうかなって思って、またそれが終わる頃にまた次の仕事が来て……それが続いてきて、今の段階です」(福田)「KAT-TUNがデビューした時ですか。亀(亀梨和也)とそれまで一緒にやってたんで。当時はホントつらかったですね」(松崎)と、ぶっちゃけた。
また、「仲間がデビューした時、どんな気持ちだった?」という問いに、越岡は「高校生の時、ほぼ仕事なかったんです。ある日、教室にあった新聞見て、NEWSのデビューを知りました。『まっすー(増田貴久)、デビューするじゃん』って。でも、自分がこのまま事務所にいてもデビューはないかな……って」と、当時の正直な思いを告白。しかしこの後、『Endless SHOCK』への出演を機にダンスで認められるようになり、「自分の道」が見えてきたとか。
さらに、「まだ、CDデビューをしてないのはなんでだと思う?」と突っ込んだ質問が続き、これには「歌が下手くそ。でも勿論、CDデビューはあきらめてないですよ!」(松崎)「僕個人的には、『芝居やれよ』ってことかなって思うようにしてるけど……実際は実力不足だと思います。実力不足というか、芸能人としての欠点として『俺には突出する何かが足りないのかな』って昔から思ってるんですよ」(辰巳)などと、個々に秘めた気持ちを明かしている。ついつい本音をさらけ出してしまったのか、辰巳は「初めて言ったなあ、こんなことは」と、口にしたほどだ。
一方で越岡の個別インタビューでは、ふぉ~ゆ~が始動した2011年を振り返り、「その頃、『PLAYZONE』って舞台に『M.A.D』っていうグループの一員として何年も出させてもらってて……『M.A.D』って“ジャニーズの墓場”って呼ばれてたんですよ。なので、そろそろ『M.A.D』としてじゃなく、俺ら4人でやっていきたいなって、名前変えてもらおうよって相談して、事務所に行ったんです。みんな『もう、失うもんないから』って。ちょっと青春感じましたね。ふぉ~ゆ~、そういうところから始まってるんです」と、生々しいエピソードを回顧した。
辰巳は『NHK紅白歌合戦』に出場することを目標に掲げ、松崎は「もちろんCDデビューですよ、最終的な夢は」「でも、ちょっと矛盾してるかもしれないけど、『CDデビューだけが夢じゃない』っていうのもあります。生田斗真くんとか、風間俊介くんとか、CDデビューしなくてもちゃんと俳優業で生きてるし」とも語っている。
これ以外にも、「ふぉ~ゆ~世間調査」企画や、メンバーの母・父から息子への手紙までと、彼らの歴史や魅力がたっぷり詰まっている今号。ファンの間では「『スピリッツ』読んだ。笑いあり涙あり、ご両親からの愛あふれる手紙に大号泣。編集部がここまでふぉ~ゆ~を特集してくださって感謝しかない。もう一冊買う」「ふぉ~ゆ~特集、レスリー・キーのグラビアがすごかったし、テキストも漫画も面白かった!」「ふぉ~ゆ~特集、最高すぎ。4人の魅力が世の中にバレちゃう!!」「『スピリッツ』さっそく読んだけど、これはやばい。ふぉ~ゆ~のこともっと好きになってしまう。この特集の熱量がハンパじゃない。愛がすごい!」と絶賛の感想が相次ぎ、男性読者とみられるTwitterユーザーからも「今週の『スピリッツ』読んで、陰ながらふぉ~ゆ~を応援しようと思った。インタビューが響いた」という声も出ていた。
青年コミック誌に取り上げられた結果、多くのファンを満足させたふぉ~ゆ~の4人。後輩にとって1つの指標になるべく、今後も独自の道を切り開いていってほしいものだ。