フジ、『ジャンクSPORTS』復活で初回10.6%も「新企画ないわけ?」「浜田の汚点」と不安視
約8年ぶりにレギュラー番組として復活した、フジテレビのスポーツバラエティ番組『ジャンクSPORTS』。1月28日に放送された初回は平均視聴率10.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)を獲得し、好調な滑り出しとなった。
MCは前身番組から変わらずダウンタウンの浜田雅功が務めており、視聴者からは「スポーツ好きには良い番組だよね」「浜ちゃんの作る空気が面白いから最後まで見られる」と歓迎ムードが広がっている。
「同番組は2000年4月、毎週火曜午後11時の放送枠でスタートしました。スポーツバラエティ番組として人気を博し、04年1月には日曜のゴールデンタイムに昇格。10年3月のレギュラー放送終了後も、不定期でスペシャル番組が放送されるなど、安定した人気を誇っています。今回の再スタートは3時間スペシャルで、NHK大河ドラマ『西郷どん』や『モヤモヤさまぁ〜ず2』(テレビ東京系)、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)など強敵ひしめく中で2ケタ発進をマークしており、『こういうスポーツ番組を待ってた』『内容が安定してる』と視聴者ウケも上々でした」(芸能ライター)
しかし、これまでのフジテレビの戦績を慮り、先行きを不安視する声も。
「日曜午後7時からのレギュラー放送枠は、これまでに『フルタチさん』や特番スタイルの『ニチファミ!』が放送されていました。しかし視聴率は奮わず、『フルタチさん』に至っては開始から1年も持たずに終了。『フジにとって「ジャンク」は最後の切り札か』『復活はうれしいけど、これでダメだったらフジは終わるな』『競合の多い日曜ゴールデンに持って来ず、月9の代わりにすれば良かったのに』と、フジの番組編成に不安を覚えるファンも多いんです」(同)
また、浜田が一流アスリートたちとともにクロストークを繰り広げるというスタイルは従来通りのため、番組のマンネリ化も危惧されている。
「浜田がぐいぐいとアスリートに絡んでいく姿が魅力の1つになっていますが、中には『ゲストによって、視聴率の上下が激しそう』『視聴率で叩かれて、浜ちゃんの汚点にならなきゃいいけど』という意見も。2020年には東京五輪が控えていることもあってか『今回は長続きしてほしいなぁ』『五輪スポーツを盛り上げる役目も果たしてくれたらいいね』などの要望も見られました」(同)
数年前から低迷の続くフジテレビ。視聴者離れに拍車がかからないよう、魅力的な新番組作りに挑み続けてほしい。