カルチャー
[おちぶれ続けるアラフォー風俗嬢と男たち]

梅毒の猛威はHIVより危険!? 医師がアラフォー風俗嬢に語った、「神経梅毒」の恐怖

2018/01/28 21:00

――男は風俗嬢にどんな姿を見せているのだろうか。恋人や友人には見せない、男たちの情けなさ、みっともなさ、滑稽さ、そして優しさをアラフォー風俗嬢がつづります。

 以前にも書いた、性病・梅毒の流行。ネットでニュースを見れば、患者数は衰えることなく増える一方だ。特に関東から西日本で深刻化しているらしいのだとか。インフルエンザよりも、風俗では性病感染の方が多いのではないかと思うほど、相変わらずはやっている。

 西日本で神経科医をしているというドクターが、東京観光のついでに吉原へ行こうとリサーチしていたら、サイゾーウーマンで私が以前に書いた「激安ソープは性病の溜まり場」という記事にたどり着き、普段、梅毒やHIVの患者さんを見ているからと、私に直接予約を下さった。

 感染症の恐ろしい話をたくさんしてくださり、あっという間の時間だった。

 梅毒は進行するまでに第1期~第4期の段階まであり、感染に気が付かないこともあるため、徐々に何年もかけて進行していくらしい。よく聞くのは、湿疹の症状が出て初めて気が付くというもので、これは第2期の「バラ疹」。

 この時点で、感染して数カ月から最悪だと数年経過してしまっている可能性があるわけで、その間に何度も風俗に通っていたら、みんなにうつしまくってしまう。そんなんじゃ、いくら風俗嬢側が定期的に検査をしていても間に合わない。だから、それを食い止めるにはやはり定期的な検査が大事なんだ。

 梅毒検査なんて今じゃ無料で検査できることもあるし、人間ドックにだって組み込まれていたりする。性病検査のためだけに病院に行くのが不安な人は、せめて健康診断にオプションで検査をつけたらいいじゃないか。それだけで、せめて年に1回は検査できる。まったくしない人よりはまだマシってレベルだけど。

 風俗嬢は汚いとか蔑まされた目で見られがちだが、遊びでSEXをしている素人女の方がよっぽど怖い。たくさんの男性を相手にしていても、風俗嬢で性病が重症化したという話をあまり聞かないのは、定期検査をする人が多いのもあると思う。でも、検査して治療しても毎月のように何かしらの性病をもらってしまう子もいる。これでは心身ともにもたない。

 「風俗嬢が検査してんだろうから、俺はそれで大丈夫」なんてことは絶対にあり得ないし、現に私はコンドーム着用のセックスをしていても半年で二度性病に感染した。でも、どれも数日で治っている。それは定期検査をしているから早期発見・早期治療ができたおかげ。

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