登坂アナだけじゃない? 「1年で打ち切り」「女優で大成」NHKアナ、フリー転身の明暗
NHKの有働由美子アナウンサーが『あさイチ』(NHK)を降板し、フリーアナウンサーに転身するのではないかと囁かれている。
NHKのアナウンサーといえば、登坂淳一アナウンサーが今年1月にNHKを退局。4月からスタートする『プライムニュース』(フジテレビ系)のメインキャスターを務めることが発表されていたものの、1月25日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が登坂アナの“セクハラ疑惑”を報道。それを受けて26日、フジテレビは登坂アナの同番組出演取り止めを発表し、今後の活躍に暗雲が立ち込めている。そこで今回は元NHKのアナウンサーたちの退局後に迫った。
「住吉美紀アナウンサーは、NHK時代に『スタジオパークからこんにちは』、『プロフェッショナル 仕事の流儀』『NHK紅白歌合戦』の司会を務めるなど大活躍し、2011年4月にフリーへ転向。翌年には、リニューアルした『知りたがり!』(フジテレビ系)の司会に抜擢されました。しかし同番組は視聴率が伸び悩み、住吉加入から1年後に番組が終了。この打ち切りで、住吉アナをテレビで見かける機会はめっきり減ってしまいました。現在は、ラジオ番組のレギュラーを2本抱えているようですが、地上波放送のテレビレギュラーはありません」(芸能ライター)
目立った活躍がない元NHKアナウンサーがいる一方、女優に転身して大活躍した者もいるようだ。
「昨年6月に亡くなった野際陽子さんは、NHKを辞めて女優に転身した元アナウンサーです。亡くなる1カ月前に放送された『あさイチ』に野際さんが出演した際、有働アナは『NHKを辞めた理由』などを根掘り葉掘り聞いて話題になりました。なんでも、フランスに行きたいと思っていた時に、割りの良い仕事を紹介され、NHKを辞めてしまったといいます。つまり“お金”が理由だったわけです。この話に有働アナは、『私もイタリア留学を考えていたので……。そうか、いい理由だなぁ』とつぶやき、共演するV6の井ノ原快彦に『辞めてよかったか聞くってことは……』と、ツッコまれていました」(同)
NHKアナウンサーから女優に転身し、成功を収めた野際さん。ほかにも局を離れて成功した男性アナウンサーがいる。
「堀尾正明アナウンサーは、1995年から00年まで『スタジオパークからこんにちは』の司会を務め、エグゼクティブアナウンサーにまで上り詰めたのち、08年3月いっぱいでNHKを退局。現在はフリーアナウンサーとして『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)『ビビット』(TBS系)にレギュラー出演しています。また、昨年4~6月まで放送された連続ドラマ『小さな巨人』(TBS系)に顧問弁護士役として出演。さらに、昨年10月期の連続ドラマ『陸王』(TBS系)にも出演するなど、多方面で活躍中です」(同)
NHKの看板がなくても活躍しているフリーアナウンサーは多い様子。有働アナと登坂アナの、今後の動向に注目していきたい。