サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」りえとV6森田デート報道の不自然さ コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第396回】 宮沢りえとV6・森田剛の交際順調ぶりを伝える「女性自身」「女性セブン」の“不自然”さ 2018/01/09 21:00 森田剛宮沢りえ女性週刊誌ぶった斬り! NHK・有働由美子アナの驚きエピソード 1月1日、スポーツ各紙が報じたNHK・有働由美子アナの『あさイチ』降板。ネットでは“辞めないで”コールも巻き起こり、あらためてその人気ぶりを見せつけたが、問題はその理由だ。スポーツ紙では早朝の『あさイチ』のほかに担当番組やナレーションもあり多忙すぎる、年齢的にも“そろそろ自分の時間がほしい”などと報じられているが、それは「セブン」記事でも同様だった。加えて「この先50才を過ぎて女ひとりで生きていくことを真剣に考えたんじゃないでしょうか」「いつまでも現場にいることで、若いアナウンサーの活躍の場を奪ってしまっているという考えもあった」「管理職として局に貢献していく」など、降板に対する有働アナの前向きさが紹介される。 確かに有働アナは、アナウンサーとしてだけでなく、局内の政治力も抜群だ。これまで何度も男性スキャンダルが浮上し、また独立説も取りざたされたが、歴代の会長から寵愛を受け、NHK内で出世街道をひた走ってきた人物でもある。“初の女性会長”も夢ではないとまで囁かれてもいるのだ。女性として、またNHKのためにも是非実現してほしいと願う。しかし、「セブン」の記事には、『あさイチ』降板とは全く別のある驚きのエピソードが紹介されていたのだ。 それが昨年末、都内の料理店で有働アナと脚本家の三谷幸喜が2人きりで4時間にわたり食事をしていたということだ。いやいや、有働アナと三谷は仕事でしょ。三谷脚本の『真田丸』で、有働アナはナレーションを担当していたしね。ない、ない。素直に考えればそう思う。しかし記事には食事後の2人の怪しすぎるこんな行動が描かれているのだ。 「4時間ほど食事を楽しむと、有働アナは店の正面玄関から、男性(三谷)は裏口から、わざわざ時間をずらして警戒した様子で店を後にした」 怪しい。なぜそんなに警戒する必要があるのか。しかし「セブン」は2人の関係を「よほど信頼関係があるんでしょう」などと、1つの突っ込みもなくスルーしているのだ。女性週刊誌としてもありえないだろう。そもそも2人が食事したこの時期、有働の『あさイチ』降板も明らかになっていない。なのに、なぜ「セブン」は有働アナを、もしくは三谷を張っていた? 偶然? 2人の関係も怪しいが、「セブン」記事もかなり怪しい。 元夫の自殺の原因が、自身の不倫だったことが明らかになった元SPEEDの上原多香子。騒動のため、事務所からの給与もほぼゼロなどと伝えられ、高級マンションからの引っ越しも余儀なくされた。現在恋人で演出家のコウカズヤと同棲しているが、収入格差もあり結婚は難しい。って、そんなわかりきった記事を新年号でトップにする「週女」。さらに2人を直撃までしている。すごい弱い者いじめ感のある記事。女性が不倫すると、ここまでやられる。 前のページ12 最終更新:2018/01/09 21:00 Amazon 湯を沸かすほどの熱い愛 通常版 [DVD] 週女の占いが当たるか見守りたい 関連記事 飯島三智氏「逆襲劇」、小林麻央さん「強い共感」、伊藤詩織さん「実名告発」……2017年の“女”を斬る!ローラ“独立問題”が円満解決へ? 「週刊女性」報道に見る、芸能界の不条理な事務所支配季節はずれの天皇退位――安倍首相による皇室の“政治利用”について言及した「女性セブン」“保守オヤジ”のガナリ声が大きくなる中、良質の社会派記事を掲載する女性週刊誌安室奈美恵が語った、引退の裏にある“孤独”と、「女性自身」が伝える一縷の希望 次の記事 木村拓哉、ついにタマホームCM終了 >