100名に聞いた「1月期ドラマの大コケ予想」、ぶっち切りの1位は月9『海月姫』!
順次スタートし始めた2018年1月期の冬ドラマ。ネット上は「どのドラマが面白いか?」と盛んに話題となっているが、一方で「キャストが地味」「ストーリーがパッとしなさそう」などと、残念な方向で注目を集めているドラマも。そこで今回は、男女100人に「大コケしそうな1月期連続ドラマ」を予想してもらった。
46票と半数近い票が集まり、1位となったのは、芳根京子主演『海月姫』(フジテレビ系、月曜午後9時)。
2014年に能年玲奈(現・のん)主演で実写映画化されている漫画原作のストーリーだけに、「すでにある程度わかっているものを、もう一度ドラマで見たい方がどれぐらいいるかと考えると、コケそうな気がする」(40代/女性)「人気漫画の実写化だが、原作ファンを納得させるクオリティのものが作れるとは思えない」(20代/女性)と、懸念を抱く声が。また「映画で“のん”がやったイメージが強い。“のん”の演技はとてもうまいので、それを思うとコケそうな気がする」(40代/女性)「芳根京子さんの主演はまだ早すぎるような気がする。映画化されているので比べられそう」(40代/女性)など、主演女優の力量不足を懸念する声も散見された。
しかし、大半を占めたのが放映枠への失望感だった。
「もはやフジテレビのドラマは面白いと思わないし、月9ブランドもなくなっている」(40代/男性)
「月9というドラマ枠自体が、時代の流れについて行けていないように思う」(20代/女性)
「フジテレビの月9枠でマンガ原作のドラマは、今までもほとんど原作を改悪して面白くなくしているので、まったく期待できない。『海月姫』も原作の雰囲気を壊しそう」(30代/女性)
かつては連続ドラマの金字塔といわれたフジテレビの月9枠も、いまや“大爆死枠”のイメージがすっかり定着したようだ。
2位は、深田恭子と松山ケンイチが夫婦役を演じる『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系、木曜午後10時)で10票。コーポラティブハウスでの人間模様や妊活などを盛り込んだ、現代社会を描くオリジナルドラマだが、「可もなく不可もなく、最後の結末もわかりそうなあらすじ」(30代/女性)「ありきたりな気がして、ドラマだからこそといえるような特別な演出がないとつまらないような気がする」(20代/女性)と、なんとなく展開が読めてしまう雰囲気があって、“見る気がしない”という声多数。
また、「最近の若い夫婦にありがちな問題を取り上げているので、万人ウケする内容ではない気がする」(40代/女性)「深田恭子さんの演技がうまいと思わないし、テーマが妊活なのであまり共感を得られないと思う」(30代/女性)など、視聴層が限られそうなテーマに、大コケを予測する声も見られた。
同じく10票で同率2位となったのは、山崎賢人主演『トドメの接吻』(日本テレビ系、日曜午後10時30分)。山崎ほか、菅田将暉、佐野優斗など今をときめくイケメン俳優が出演陣に名を連ねているが、「今が旬の俳優をキャスティングしておけば、数字出ると思っているのがみえみえ。内容が暗そう」(30代/女性)と、かえって仇になっている様子。また、“ホストが謎の女のキスでタイムループする”という設定に「主人公の設定もストーリーも非現実的な感じがするし、全体的に暗いトーンの印象なので、日曜の夜に見るには重すぎる気がする」(40代/女性)との声も。
ただ、内容以前に「このドラマのタイトルからして大コケしそうな予感がする」(30代/男性)「今の時代のドラマはつまらないので全部コケると思うが、特にタイトルが気にいらない」(20代/女性)と、タイトルだけで見る気が失せている視聴者も少なくないようだ。