消えた“炎上タレント”たちは今? 業界人が明かす「3カ月でカフェ閉店」の末路
昨年の芸能界も数多くの炎上騒動が起き、「舌禍」で身を滅ぼす芸能人も多かったが、今回は炎上しすぎて燃えカスとなり消え散ってしまったタレントをリサーチ。挙がってきた2人のタレントの近況を、業界関係者の声とともに探っていこう。
まずは狩野英孝との“売名”熱愛疑惑で浮上してきたあのタレント。
「レースクィーンだった加藤紗里です。彼女は一昨年の2016年2月、狩野英孝との交際相手として世間の耳目を集めました。しかも狩野には、加藤のみならず歌手の川本真琴との交際も発覚。やがて『6股』をかけていたという事実が明るみになるまで、注目度はグングン上昇。『サンデー・ジャポン』(TBS系)『ダウンタウンなう』『めちゃ×2イケてるッ!』(ともにフジテレビ系)など各番組に進出し、狩野について『あれはおサルさんだから、メスなら誰でもいい』などと暴露するなど活躍しました。昨年1月、狩野と当時17歳の女子高生との淫行疑惑が報じられた際も『100%好きだったんで信じたくない』などとコメント。いわば“狩野特需”で売れていましたが次第に飽きられ、今ではほとんど見かけなくなりました」(芸能ライター)
そんな炎上クィーンは今どうしているのだろうか。
「昨年5月、地元・広島に自身プロデュースの『サリーズカフェ』をオープンさせたもののわずか3カ月で閉店。また『サンジャポ』で出会ったテリー伊藤プロデュースにより、人生相談の達人“マドモアゼル紗里”として黒髪ショートの清楚系タレントにイメージチェンジし、渋谷のメガドンキを訪れた客のお悩み相談を受けたりしていましたが、東京キー局でのオファーがない現在は、広島を拠点に芸能活動を続けているようです」(同)
そんな加藤は、ナゾの仕事も請け負っているという。
「昨年末のことですが、札幌のカプセルホテルのサウナで、高温の蒸気をタオルで仰ぐ『ロウリュ』を男性客相手にサービスしていたようです。同ホテルでは、不定期ながらロウリュのパフォーマンスイベントを、グラビアアイドルや有名AV女優たちを起用して行っているようです」(業界関係者)
さらにもう1人の「消えた炎上芸能人」が、歌舞伎俳優に捨てられたことをネタにフィーチャーされた、元・崖っぷちアイドルだ。
「熊切あさ美です。15年、片岡愛之助が藤原紀香と熱愛中という報道が出たことを受けて、『彼とは別れ話になったことはない』とワイドショーで涙ながらに交際継続をアピールしていました。このことがキッカケで、バラエティ番組からオファーが殺到。紀香と正式に結婚したあとも“元カレ”に吠えまくるなど、“捨てられた女”として名を馳せました。その後、何人かのプロ野球選手とのうわさが立ちのぼっては釈明をするなど、“恋愛商法”が定着。しかしそれもすぐに飽きられ、今となっては、ほぼ見かけることはなくなりました」(前出・芸能ライター)
そんな熊切の現在は?
「最近は『生島ヒロシの健康マニア倶楽部』(BS、CS他OA中)という通販番組に出た模様。その共演者が、大桃美代子、花田美恵子といったワケありな面々だったのはスタッフの狙いなのか……。また、昨年最後のインスタグラムで、『2017年もたくさんありがとうございました』としてアップしたさまざまな写真の中に、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京系)で共演した太川陽介と蛭子能収との3ショット写真が紛れ込んでいました。しかし、彼女が出たのは一昨年の2016年9月のことで、つじつまが合いません。名コンビで知られた太川と蛭子が昨年1月の放送をもって“卒業”したことを名残惜しんでの投稿なら、理解できなくもないのですが……」(同)
そんな熊切は昨年10月のインスタグラムで、デビュー20周年を迎えたことを振り返り「なんだかんだ今が一番幸せです」とつづっている。加藤にしても熊切にしても細々と頑張っているようだが、ともあれ炎上体質がぶり返さないことを祈りたい。
(村上春虎)