海外
新年の豊穣を約束する女神みたい

マライア、カウントダウンライブでリベンジ大成功! 「紅茶飲みたいわ〜」とボケる余裕も

2018/01/04 18:34

 今年のマライアは、露出度の高い、薄手のステージドレスに純白のファーコートを羽織って登場。マイナス10度を下回る記録的な寒さだったため、ファーコートは脱がず、かじかみながらもまず「ビジョン・オブ・ラブ」を熱唱。口パクではなくガチだとわかる、こぶしをきかせた歌い方で、観客は大熱狂。アップになった顔にはシワもたるみもなく、その美しさにもファンは大喜びした。

 1曲歌い終えたマライアは「ちょっと一口紅茶をいただけないかしら?」「紅茶があると聞いていたのに。ひどい災難だわ」「まぁ、いいわ。熱い紅茶のないみんなと一緒ってことだし」とぼやき、「正義のために声を上げ、より良い世界にするために奮闘する人たちに捧げます。真のヒーローたちに」と早口で言い、2曲目の「ヒーロー」を生声で披露。さすがにマイナス10度で高音を出すのは難しいようで、キーは下げていたが、バックに聖歌隊コーラスをつけ、感情を込めて歌い上げた。そして、最後に「ハッピー・ニューイヤー」とささやくように歌い「ラブ・ユー」と投げキッスをした。

 このパフォーマンスにネット上も「最高という言葉以外見つからない」「昨年の醜態が嘘のようだ」「これぞ女王マライア!」と称賛する声が殺到。47歳なのに若々しく美しい顔、毛皮のコートで覆われていたが明らかにスリムな体形にも注目が集まり、「お直ししたに違いないけど、とてもナチュラルに見える美顔が素晴らしい」「短期間でここまでスリムになったのは相当努力したはず」という声も上がった。

 マライアは、昨年体重が激増。夏には120kgを超えたという説まで流れるほど巨大化した。しかし、その後どんどん痩せていき、11月に米ニューヨークポスト紙の日曜版付録誌「Pagesix」が「マライアは肥満患者に対する治療法“胃バイパス手術”を受けて大幅減量に成功した」と報道ていたのだ。

 そして今回、マライアが曲の合間のトークで話題にした「熱い紅茶」もネット上でたちまち話題になった。実は、このタイムズスクエアのカウントダウンに集まった観客たちのほとんどが、朝から飲食を控えている。このイベントでは場所取りができず、トイレに行くためにその場を離れたらまた最後尾から並ばなければならない。そのため、尿意や便意を催さないようにと、飲まず食わずで我慢している人たちが大半なのだ。大人のオムツを着用している人も少なくないというほどの壮絶さなのである。なので、マライアの発言を「配慮がない」とバッシングするアンチもいた。

 もちろんマライアに悪気はなく、イベント終了後に部屋で温かい紅茶を飲んでいる写真をインスタグラムに投稿。大富豪の元婚約者からもらった35カラットの推定1000万ドル(約11億円)するダイヤモンドの指輪を中指にはめた手でカップを持ち、「紅茶あったわ〜」とお気楽なコメントを添えていた。

 マライアは、カウントダウンの瞬間を『Rockin’ Eve』のステージで、笑顔で観覧。ニックとカミラ、司会者のライアンらを横に従え、ステージの中央で、キラキラと輝くタイム・ボールが落ちてくるのを眺め、カウントダウンした。そして、新年になった瞬間、ステージの端にいる我が子たちの元に駆けつけ、ハグ&キス。双子たちには恋人のブライアン・タナカが付き添っており、大量の紙吹雪の舞う中、マライアが最高のコンディションで愛する人たちと新年を迎えられたことをファンは祝福した。

 「大恥をかかされたのに、再び出演を引き受けたマライアのガッツは素晴らしい」「失敗しても次に成功すれば、帳消しになる。努力は報われると教えてくれた」と株を上げたマライア。プライベートでも何かと話題を振りまいている彼女の18年は一体どんな年になるのか? 実に楽しみである。

最終更新:2018/01/04 18:34
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