そういうセリフが似合いすぎる問題

年下ダンサーと復縁のマライア、収賄疑惑の元カレを「マザーファッカー」呼ばわり

2017/06/30 18:42
BEVERLY HILLS, CA - FEBRUARY 26: Mariah Carey attends the 2017 Vanity Fair Oscar Party hosted by Graydon Carter at Wallis Annenberg Center for the Performing Arts on February 26, 2017 in Beverly Hills, California. (Photo by JB Lacroix/WireImage)
マライアに食い下がるインタビュアーもすごい

 世界中に熱狂的なファンを持つ歌姫マライア・キャリー(47)が、イスラエルのメディアによるインタビューで、昨年電撃破局した大富豪の元婚約者ジェームズ・パッカー(49)のことを「マザーファッカー」と口汚く表現し、大きな話題を集めている。1000万ドル(約11億2,000万円)の婚約指輪はキープしているマライアだが、5,000万ドルの“迷惑料”はもらえなかった可能性が高く、今も根に持っているのではないかともっぱらのうわさだ。

 今週、コスメの広告塔就任記者会見のため、イスラエルを訪問したマライア。地中海に面した歴史あるこの国を、彼女が初めて訪問したのは、15年6月末のことだった。当時、熱愛中だったジェームズ・パッカーに誘われ、2番目の夫との間にもうけた双子の子どもたちも連れて、初訪問を実現させたのだった。

 ジェームズは15年8月に、母国である豪メディアの取材に対し、「イスラエルに興味を抱くようになったのは、5〜6年くらい前から。スタートアップが盛んだったり、新興エコ・テクノのイノベーション企業などに魅力を感じてね」と告白。自身のベンチャーキャピタルファンド「スクエア・ペグ・キャピタル」が、アメリカで大ヒットしているビデオメッセージアプリ「Glide」の開発元などイスラエル企業4社に投資していることや、イスラエルがいかに素晴らしい国かを熱く語った。

 この取材の中で、ジェームズはテルアビブから北に約45分離れた場所に家を購入したことまで明かした。この豪邸はベンヤミン・ネタニヤフ首相の私邸の隣に建っており、ジェームズは首相のことを「良き友人」だと表現。個人的な交流を持っていることをオープンにした。

 その彼に連れられてイスラエルを初訪問したマライアは、首相の邸宅に招かれ、夫妻とカップル同士で夕食を楽しんだ。


 大スターが首相と私的な時を過ごしたことは、イスラエル国内で大々的に報道された。地元紙は「家族のように、とても温かい会食になった」こと、「夜遅かったため参加できなかったマライアの双子たちの写真を彼女が首相夫妻に見せ、首相も自分の2人の息子の写真を見せ、子どもたちの話で盛り上がった」ことなどを紹介。また、マライアとサラ夫人の会話が弾んだとも伝えた。

 米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」は、この旅行を「ジェームズがマライアにプロポーズをするための準備旅行」だと報道。イスラエル在住のスピリチュアル・リーダーに会いに行き、祝福を受けてからプロポーズをするつもりらしいと伝えた。それから半年後に2人は婚約し、16年1月にマライアは推定1000万ドルの35カラット・ダイヤモンドの婚約指輪を左手薬指にはめ始めた。

 だが、16年10月に2人はあっけなく破局。原因についてはさまざまな説があり、「9月のギリシャでのバケーション中に喧嘩をし、ジェームズの短気な性格に嫌気が差した」というマライア寄りの説と、「マライアのリアリティ番組に乗り気ではなかった」「彼女の浪費癖に耐えられなくなった」「バックアップダンサーの1人、ブライアン・タナカ(34)と親密すぎると、疑うようになった」というジェームズ寄りの説が飛び交った。

 なかにはマライアがフラれたという説もあり、「ジェームズのために、子どもたちを連れてニューヨークからロサンゼルスに引っ越してあげたのに!」と激怒した彼女が、「婚前契約に盛り込んであった、5,000万ドルの慰謝料」を迷惑料として求める構えだとも報じられた。さすがにこれは支払われなかったようで、今年2月、鬱憤を晴らすかのようにジェームズへの復讐ソング「I Don’t」をリリース。同曲のMVでは、彼との結婚のためにカスタム注文した25万ドル(約2800万円)するヴァレンティノのウェディングドレスを燃やすなど、怒りが冷めていないことをあらわにした。

バタフライ