サイゾーウーマンコラム元極妻・芳子姐さんのつぶやき元極妻が解説するソープの闇 コラム 「元極妻」芳子姐さんのつぶやき 15 元極妻が解説するソープの闇――「大宮の火災のような事故はまた起こるでしょう」 2017/12/24 16:00 風俗元極妻・芳子姐さんのつぶやきヤクザ 大宮のソープ火災が悲劇になったワケ そもそも、ほとんどのソープランドは建て替えができないんですね。吉原でわりと人気のあったコが、「最初は古くて汚くて驚きました」と言っていました。吉原は「ソープ界の東大」といわれるくらい嬢のレベルは高いのですが、建物はどこも「昭和全開」なんですね。「個室付浴場」は古びたタイル張りとかばっかりで、エレベーターはもちろんないし、階段も狭いのだそうです。大宮のお店も登記上は「築90年」で、階段が狭くて逃げられなかったと報道にありました。もちろん修繕はしていたでしょうけど、火事になったらひとたまりもありません。 法律では性風俗店の出店は厳しく規制されていて、公園や学校からの距離も決められています。でも規制される前(戦前)からあった建物は「取り壊せ」とまでは言われないので、だましだまし修理しながら使っているんです。「建て替えはさせない。文句があるなら出ていけ」というのが、お上の意向なんですね。だから、全国的にソープランドの建物は古いんですが、例外は福島です。2011年の東日本大震災による津波で壊滅状態になった後、「もう建て替えられない」といわれていましたが、いつの間にか新しいお店ができて、原発関連のお仕事の皆さんの憩いの場となっているそうです。紹介サイトなどで「きれいなお部屋」とあるところは新築でしょうね。 いずれにしろAVの「強制出演」のように、嫌がる女の子を無理やり風俗で働かせるのは論外ですが、本人たちが納得してがんばっているのであれば、応援したいと思っています。 前のページ12 最終更新:2017/12/24 16:00 Amazon 色街遺産を歩く 消えた遊廓・赤線・青線・基地の町 「職業に貴賎なし」といいますが…… 関連記事 「大麻はミュージシャン」で「シャブはオッサンと二世」のワケ――元極妻が考える大麻解禁「三田佳子次男」級から東大卒や弁護士まで、幅広いヤクザの子どもたち「高倉健はヤクザの運転手だった」――元極妻が明かす、ヤクザと芸能人のリアルな関係島田紳助の「復活」はない――“元ヤクザ”の政治家がいた時代とは違う世間の目元グラビアアイドル、元歌手……落ち目のタレントを愛人にするのも「ヤクザの甲斐性」 次の記事 プウ美ねえさんが“極度の心配性”に助言 >