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月9『民衆の敵』大爆死の原因は? 「篠原涼子がバカすぎ」「非現実」視聴者100名がダメ出し!

2017/12/15 18:35
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『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)公式サイトより

 現在放送中のフジテレビ月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』は、政治がテーマの市政エンターテインメントドラマ。高額報酬に魅せられて市議会議員となった、学歴も教養もお金もない主婦・佐藤智子(篠原涼子)が、“ママさん議員”として政界に切り込んでいくストーリーだ。

 現実世界でも政治にまつわるさまざまな疑念や不満が渦巻く昨今だけに、視聴者の関心も高そうなものだが、初回視聴率は9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話目以降は回を重ねるごとに数字が下がり、12月4日放映の第8話からはついに5%台へと落ち込んでしまった。

 人気女優・篠原が主演を務め、高橋一生など話題の俳優陣が脇を固める中、視聴率低下を招いたのはなぜなのか? 同ドラマを視聴したことのある男女100人を対象に、「『民衆の敵』が低視聴率な理由」を考えてもらった。(■調査地域:全国■調査対象:年齢不問・男女■調査期間:2017年11月07日~2017年11月21日■有効回答数:100サンプル)

政治のゴタゴタは、現実だけでおなかいっぱい
 初回放送予定日が衆議院選挙の公示期間中にあたることとなり、放映日を延期する事態に見舞われた同ドラマ。視聴率が振るわない理由には、現実社会の影響が少なからずあるようだ。

・議員のモラルのなさが目立つ中、市議会議員というリアルな設定が現実に引き戻される気がして十分に楽しめない(40代女性/正社員)
・政治がテーマであることが原因だと思います。政治に関しては厳しい意見が多く、ドラマといえども受け入れられない方が多いのではないでしょうか?(40代女性/専業主婦)
・最近の総選挙の野党とかのゴタゴタ劇を見飽きたんでしょうね(30代男性/正社員)
・みんなニュースで政治のことを見ていて、ドラマでまで見たくないのでは?(20代女性/無職)
・見ていて面白くないとは思わないのですが、実在の人物に似せたキャラクターが多すぎて、その「実在の人物」を嫌う視聴者が遠ざかっているのではないかと思います(50代男性/無職)
・舞台設定が市議や政治関係でとっつきにくい。政治不信が当たり前のなかで、夢や希望を抱かせる感じのドラマに思えない(40代女性/専業主婦)
・実際の選挙と時期が重なってしまい、ドラマでまで政治のことを考えたくないと思った。一介の主婦が議員だなんていうなら、もう少し政治パロディのように振り切るか、思いきってリアルな議員を描くかどっちかにしたらいいと思った。篠原涼子の芝居が胡散臭く見える(30代女性/パート・アルバイト)
・選挙が終わってからだったので、もう少し早い段階で始まっていれば、もう少し人気が出たと思います(40代女性/パート・アルバイト)
・今の政治のゴタゴタに便乗するかのようなドラマで、かつ内容が陳腐で汚い(30代男性/正社員)


恋しさと せつなさと 心強さと