アラフォー風俗嬢が語る「女の夢精」……今から間に合う、“初夢”で夢精する方法
――男は風俗嬢にどんな姿を見せているのだろうか。恋人や友人には見せない、男たちの情けなさ、みっともなさ、滑稽さ、そして優しさをアラフォー風俗嬢がつづります。
今年もあっという間に師走。恐ろしいほどに1日が過ぎ、1カ月もすぐ終わり、いつの間にか冬になって1年も終わり。加齢とともに年々、体感速度が増している気がする。こうやって歳をとっていくのかと思うと、ただ末恐ろしい。
過去は抹消しながら生きたいけれど、一応12月だし1年を振り返って、今年の初めはどうだったのか、何をしていたのか、いろいろ思い出してみる。
今年の出だしは散々だった。
年末の仕事納め後に行った検査で性病が発覚し、治療の正月を迎えた。子宮筋腫と子宮頸がんウイルスが一緒に見つかった、29歳の正月並みに不意打ちのショックだったな。そんなわけで、性病治療と不正出血のせいで今年の年明けは2週間以上働けなかった。
正月なんて大嫌い。テレビは面白くないし、帰省する人が多いせいか、人気を感じず東京の街が妙に寂しい。やることもなく、お金もない、友達もいない、彼氏もいない、孤独なババアの年末年始は普段以上に地獄としか言いようがない。
そんな時は出勤して5,000円でも持って帰れればいいやと思っていたのに、性病で働けず。
なんてつらい新年だったのだろう、と思い出す。そんな正月、せめて初夢くらいはいい夢見させてくれ。そして良いのか悪いのか、今年の初夢はなんと久々の「夢精」だった。
男性だけじゃない、人にもよるけど女性だって夢精をする。
私の夢精は過去も合わせて確か三度目くらい。出るものもないので、夢精と言っていいのかわからないけれど、私の夢精は夢の中で誰かとSEXをし、いつの間にかクリトリスがビンビンにボッキして、脚はピーンと張って、イってしまう。これが、またなんとも言えない最高の気持ち良さ。
自分でオナニーしているわけでもないのに勝手にイケるなんて。そのイク瞬間に目が覚めて起きられるのだから。クリイキができない女性も多い中、夢精でイクことができてしまう私はなんてラッキーなのか。