芸能
「あの言葉が入ってない」と騒然

「流行語大賞」松居一代の「バイアグラ100ml男」はなぜ選外? 選考委員・やくみつる氏に聞いた!

2017/12/01 17:30
松居一代オフィシャルブログより

 12月1日、「2017年ユーキャン新語・流行語大賞」が発表され、「インスタ映え」「忖度」が年間大賞に選ばれた。トップテンには、「35億」「Jアラート」「睡眠負債」などがランクインしたが、先月9日にノミネート語30語が発表された時点から、「なぜアレが入っていないの?」とネット上で話題になっていた言葉がある。それは、松居一代の「バイアグラ100ml男」だ。

 今年6月、突如ブログで「1年5カ月前から尾行されている」と告白した松居。その動向に注目が集まる中、7月に入ると、「船越英一郎 裏の顔」なる動画をアップし、船越が自身の友人と不倫していると告発。さらに08年から糖尿病を患っていることに言及した上で、「バイアグラを使って女性と性交渉に及んでいる」と暴露したのだ。その際、松居はTwitterに、こんな言葉を残している。

「ご心配おかけしています
松居一代は、バイアグラ100ml男、船越英一郎と戦います
絶対、嘘をつかずに、正々堂々と戦うことを誓います
みなさん、どうぞ、温かく見守ってください
よろしくお願いいたします 松居一代」

 この「バイアグラ100ml男」という呼称は、そのインパクトも相まって、ネット上で爆発的に拡散。「そんな個人的なことまで暴露するなんて、松居はひどい」「船越はかわいそうすぎる」「ただの夫婦喧嘩なのに、大ごとにするな」などといった批判の渦の中、一部では「『バイアグラ100ml男』、絶対に今年の流行語大賞に入るでしょ」「『バイアグラ100ml男』は、今年を代表するワード」といった声も多く飛び交っていたものだ。

 ところが、蓋を開けてみると、「バイアグラ100ml男」は、ノミネート語30語にも入らず。今年6月、豊田真由子元議員による元秘書への暴言・暴行問題で注目された、「ちーがーうーだーろー!」が候補に入ったことを引き合いに出し、「松居の船越への暴言だって流行したのに、どうして豊田だけ?」と疑問を呈する声も数多く聞かれた。

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