及川眠子さんインタビュー

泰葉の“超スピード婚約”を、18歳年下のトルコ人男性に3億円貢いだ及川眠子が斬る!

2017/09/28 18:59
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泰葉オフィシャルブログより

 シンガー・ソングライターの泰葉が、フェイスブックで知り合ったイラン人男性との婚約を発表した。9月14日に男性を日本へ呼び寄せて、初めて会ったという泰葉は、20日の婚約会見で「2019年をもって芸能界を引退する」と発言。入籍や挙式などの予定は未定だというが、アメリカへ移住するとも報じられている。この“超スピード婚約”に対して、ネットでは「騙されてるんじゃないの?」といった声も多い。また、40歳の時に旅行先のイスタンブールで知り合った18歳年下のトルコ人男性と結婚し、3億円ものお金を失った作詞家の及川眠子さんを引き合いに出して、「及川さんみたいにならないか?」「大丈夫なのか?」などと心配する声も上がっている。そこで及川さんに、泰葉の婚約について率直な意見を聞いた。

「私が結婚したときも、『男に騙されているんじゃないか?』とか『お金を取られるんじゃないか?』と言われましたが、私は望んでお金を払ったんです。『あなたのキャリアがダメになる』とも言われましたが、それで失う程度ならキャリアじゃないと思いましたね。自分の意思ですべてやりましたから、楽しかった。面白かったですよ」

 泰葉の婚約者は、20歳下のイラン人会社経営者のメィヒディ・カーゼンプールさん。かなりの年の差と、イスラム教という宗教が関係する国際結婚であることも、周囲から心配される要因になっている。イスラム教徒は、結婚相手もイスラム教徒でなければならないからだ。つまり、メィヒディさんと結婚するためには、彼と同じイスラム教に改宗する必要がある。

「国際結婚ということでは、イスラム教への改宗が大きな問題だと思います。私の場合は、結婚まで4年、イスラム教について勉強して、改宗しない結論に至りました。イスラムというのは彼らのアイデンティティですから、一般的な日本人の宗教の捉え方と全然違うんです。ただ豚肉を食べないとか、そんなことではありませんし、きちんと理解していない神様に対して1日5回お祈りができるのでしょうか? そして、一度イスラムに改宗したら戻れないのです」

 及川さんはトルコに住むつもりがなかったため、婚姻ビザが必要なかったという。また、トルコの場合は、どちらかの国で婚姻届を出せばいいので、日本だけで提出した。


「イランはトルコとは違うと思いますが、イラン人が日本に滞在する場合はビザが必要でしょう。泰葉さんは、そういうことを理解しているのでしょうか? 計画性があるのかも疑問ですね。ただ注目されたいだけに見えます。マスコミも放っておけばいいのに」

 メィヒディさんは20歳下ということだが、年の差について及川さんは、それほど問題ではないと話す。

「私の場合は相手が18歳下でしたが、トルコでは私のほうが年下だと思われましたよ。彼は若いときから働いているから、精神的に大人でした。外国の人が相手だと、見ていたテレビ番組が違うといったジェネレーションギャップがあまりない。そもそもの文化が違いますから。そうなると、相手のものの考え方や性格を受け入れられるかどうかになってきます」

 なお及川さんは、泰葉の音楽の才能については評価しており、彼女自身もこだわっているはずの音楽活動を続けないことに対しては疑問を感じているという。

「彼女のデモテープを聞いたことがあるのですが、アーティストとして才能ある人なのに、前の結婚を機に音楽をやめてしまった。その後、また『音楽をやりたい』といって離婚までしたのに、なんでそれを突き詰めないんだろうと思いますね。今回のCD(今年2月ごろから制作を進めていたが、資金不足で頓挫したといわれる)はどういうものを作ったのかわからないけど、自分で作ったのなら、ライブハウスなどを回って、これからも音楽活動を地道にやっていくのかなと思っていました。だから、今回の結婚も“逃げ”でしょう。安室奈美恵の極めた感のある引退宣言とは違う」


 最後に、今後の泰葉に対して、次のようにアドバイスする。

「泰葉さんは(落語の名門である)林家一門のお嬢さんで、世間にもまれていないし、まっすぐな性格だと思うんです。いつまでも世間にとっては海老名家の娘で、アーティストとして認識されてないということに気づくべきですね。自分のことを客観的に見られていない。一番いいのは、芸能人でもなんでもなく、一個人としてイランで幸せに暮らすことじゃないでしょうか。でも、また何年かして独身になって、『音楽をやりたい』と言って、記者会見するかもしれませんね(笑)」

最終更新:2017/09/28 19:18
破婚: 18歳年下のトルコ人亭主と過ごした13年間
都知事選出馬会見もするのかな