カルチャー
=海外ニュース通信=

「22歳から15年間愛人だった」不倫を続けた女が、別れを決意した瞬間

2017/12/03 21:00

 付き合って10年目を迎えたある日。ヘンリーは「そろそろ一緒に住んでもいい時期だと思わないか」と聞いてきました。ついに彼が奥さんの元を離れ、私と一緒になってくれるんだと思い、すごくうれしくて、大賛成でした。

 ですが、同棲まで始めたにもかかわらず、外出先で知り合いがいるような場面になると、腕を組むことをいまだに拒否されたので、傷つくこともありました。友達に紹介さえされず、私の友人に会うこともありませんでした。彼のお子さんは私たちをよく見かけていたそうで、とっくに関係に気付いているにもかかわらず、彼は一向に家族へ打ち明けることもしない。一度だけ彼に、「そろそろ離婚してもいい時期なんじゃない」と提案したけど、黙るだけだったので、それ以降この話をすることはありませんでした。

◎不倫の終わり
 同棲を始めてから5年が過ぎた頃、ヘンリーの私物の箱から、彼と奥さんの名前が記載された1枚の書類を見つけました。その書類には、彼が私と同棲を始めた時に、離婚した事実が記されていたんです。この書類を発見した日を忘れないようにしようと、そして関係を“一掃”することに決めました。ずっと、彼が私だけのものになってくれたらどれほど幸せだろうかと思ってたのに、こんな裏切られたような形で知って、涙も出ませんでした。

 彼が仕事から帰宅して、冷静にこの話をしたものの、納得のいく答えは聞けなかった。離婚していたことを打ち明けなかったことは、つまり、私を信じていないのだと感じ、その瞬間に愛はあとかたもなく消えてなくなったんです。別れを告げ、出ていくよう伝えました。ヘンリーは、私を説得しようとはしなかった。そして、彼が出て行ってから、まったく連絡も取らなくなりました。

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 いかがでしたでしょうか。22歳から37歳までの15年間、愛人として過ごした女性の不倫物語。離婚が成立していたことから、知らぬうちに略奪に成功していたわけですが、ハッピーエンドとはなりませんでした。

 日本だと、この15年不倫の女性と似たようなケースに、ひっそりと不倫関係を長年続けてゴールインした市村正親&篠原涼子がいます。二回りの年の差をものともせず不倫を続け、略奪結婚。年の差婚夫婦の理想像なんて、現在はいわれています。世間体や相手への裏切り行為を別にすれば、一度結婚したとしても、再び別の人との人生を歩んでいくことが一概に悪いとは言い切れないのかもしれません。もちろん、不倫がいつもいい結果を迎えているわけではないことは、説明する必要もありませんよね。
(抄訳・構成/藤子留美加)

最終更新:2017/12/04 22:33
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